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競馬関係者放談的POG⑤~社台ファーム編

:昨年の牝馬2冠に続き、今年は皐月賞もNHKマイルカップも社台ファーム生産馬が勝ちました。生産頭数も違うしまだ数字で見るとノーザンファームとの差は大きいですが、世代トップクラスの馬が社台ファームから送り出される時代が戻ってきました。

:ソールオリエンス、そしてシャンパンカラーだな。これを指名できていた人は慧眼と言っていい。それくらいの鮮やかな復調ぶりだ。

:先日行われた千葉サラブレッドセールの活況ぶりをみていると、馬主も社台ファームに再び大きな期待をかけているようです。一口に目を向けても、サンデーばっかり売れて縦縞は残っているなんて時代もありましたが、それも揺り戻しが来るんじゃないですか。

:先ごろ発表された一口の価格もだいぶ強気だったからな。しかし、この成績とこの市況なら少し上がったところで即満口だろう。グループ全体としては万々歳と言えるだろうよ。ただ、今季の産駒は新種牡馬の扱いが難しい。
 
:ブリックスアンドモルタルにかける思いが強すぎて、その結果次第でこの世代は大きく振れ幅がありそうですが、なるべく幅広い種牡馬の産駒をピックアップしながら見ていきましょう。

①ソウルスターリング21(スターリングアップ)

父:ブリックスアンドモルタル 松永幹夫厩舎 社台RH 牝

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