ラブマイセルフを貫く最高の長男ジン君へ

2021年12月4日
BTSの長男、ジンくん30歳のセンイルおめでとう！

PTDonSTAGEのオーラスが終わり、高揚した気持のままジン君への記事を書いていないことを思い出したので勢いだけで書いていきたいと思う。

自分で「ワールドワイドハンサム」と言っても‟自称”にならない本当にハンサムで顔が小さいキムソクジン。
元々歌とダンスをやっていたわけじゃないけど能力と努力で今の位置にいて、背が高くて手足が長いからなんだか動きがぎこちない時もあるのに実際は運動神経も良い「応援したいアイドル」として完璧な人。

私がKpopを知ったのはバンタンが初めてだから知らなかったけど韓国はかなり年功序列社会な国らしい。

そんななか年齢が違う７人が集まったバンタンを『メンバー仲がとても良くて空気が良いな』と思えるのも長男であるジンくんの人柄のおかげだとおもう。

一緒に暮らしていた7年あまりの時間と年上だからといって偉そうにしないジンくんがいたから今のバンタンがあるんだと感じる。
もちろん遊びじゃないから秩序はあると思うし、そこを担う役割のメンバーもいる。

ジン君が昔インタビューで答えた言葉がすべてなんだと思う。

長男であることを口実に上からものを言って弟達を叱りたくない。RMとSUGAがどっしりとしたヒョンとしての役割を果たしてくれているから、僕はもうちょっと軽くて明るい雰囲気を作ってあげたい。
―star1 2016年8月発行

長男だからこそできる空気作りをしている人。
他の6人もそのことをわかっていて甘えている雰囲気もある。ジン君をいじることもありながらも、尊敬していることがわかる関係性が見ていてとても好きだ。

次男のユンギもリーダーのナムもジン君には弟の姿を見せる。よくジン君がヘラヘラと冗談を言って弟たちに呆れられたり突っ込まれたりしている姿を見るけど、そんな長男らしくない姿で近くに歩み寄りながら弟たちを甘えさせている懐の大きな人だと思う。

사진 찍는데 자꾸 못찍게 방해함 pic.twitter.com/QhH3gWbdG6

— 방탄소년단 (@BTS_twt) February 24, 2020

そして実際の兄弟関係はジン君が次男という事実がまたたまらない。
バンタンになってから急に長男の立場になったのに色々試行錯誤しながら長男をしている姿が本当に愛おしくて尊くなる。

今回、久々のオフラインコンサートを４日間した際、ジン君はアンコールの時に毎回かわいい髪形をしてARMYの話題をかっさらっていた。

最高に泣ける曲でもジン君が映ると笑っちゃって涙もひっこんだ。笑
今年のペンミからいつもアンコールは髪を結んだりリボンをつけたりして登場している。この４日間ほとんどのARMYは「今日はどんな髪型で現れるかな？」と期待していたに違いない。



コメントで本人が言っていたけど３０歳を目前にした成人男性が髪をツインテールにしたり頭にお花を咲かせたりするのは恥ずかしい気持ちもあったらしい。それでも毎回姿を変えて出てくる理由はすべて「ARMYが喜んでくれるから」だった。

そこもジン君の性格が表れてるなと思う。
そしてそれはジン君が人生において重要だという『僕が幸せであること』につながると思う。

僕がいつもふざけていつも「わぁ」って笑っている理由は、僕がふざけるのが幸せだっていうのもあるけど相手が笑うから、もっと幸せなんだ。
僕を幸せににするために、相手を利用するって事だ。相手を笑わせて、僕を笑わせるんだ。他の人にとっても、他の人が笑うから良いんだよ。
―BON VOYAGE２

この話を聞いていたナムは「そういう風にも考えられるのか」と言って感心していたけど私はここがBTSが掲げる「LOVE YOUR SELF」の始まりなんじゃないかと思っている。

私はこの言葉を聞いたとき、色々考えて悩んだ末に自分を守るためにたどり着いた楽観的マインドなんじゃないかなと感じた。考えることから逃げるわけではないけれど、深く悩まず考えすぎないことも人生には大切だということをジン君は教えてくれる。

それは同じグループのナムやジミンにも大きく影響していると本人たちも言っている。考え方が違うのは当たり前だけどその違いを受け入れて、良い影響を与え合うグループだからこそバンタンはここまで成長したんだと思う。
（昔はその違いに意見がぶつかり合ったとジミンは言っていたけど笑）

BTSのJINとしてARMYにはかっこいい姿だけを見せたいと言うジン君は有言実行として決して落ち込んだ姿を見せず楽しく楽観的な空気をいつもこちらに提供してくれる。飄々と笑っている長男がいることに何度も安心させてもらっている。

そんな中、去年のセンイルでジン君が出したAbyssという曲は初めて弱い部分をジン君自らARMYに出した瞬間だったんだと思う。
ジン君からのメッセージの最後には「ARMY、足りないと思っても良く聞いてください。」と書いている。（Papago翻訳）

「何も考えてない、悩みは寝たら忘れるタイプ！」というように見せてきたジン君が自分の誕生日にARMYに完璧ではないかもしれない曲を贈ることができたことでまた一つARMYとの間に信頼関係ができたんじゃないかなと勝手に思っている。

今年のセンイルはオフラインコンサートでARMYにも再会できてまた違った気持ちで迎えられてるかな。
少し良くなると思った世界はまだ変わらなさそうだし、色々思うところはあると思うけど少しでも晴れやかな気持ちで３０歳を迎えてくれればいいな。

30歳のジン君も「休む時は思い切り休まないと」って笑いながらゲームを一日中できる時間がありますように。

深い闇の中に入ってしまう時もあるかもしれないけど、6人の弟たちや周りの仲間たちの手を掴んで上がってきてね。

そしてARMYの前では「僕は何も考えないんです！昨日も10時間寝ました！」って笑ってね。

アイドルJINの壁は分厚いけれど時々垣間見えるキムソクジンにたまらなく愛おしくなります。きっと知ってるよね。

そして、あなたのポジティブなマインドが大好きです。

少し悲しいときでもジン君はきっと笑ってその悲しさを吹き飛ばそうとする人だと思うから私も今日も笑って「自分が幸せであるために」生きようと思うよ。

30歳、ジン君も幸せに過ごしてね。