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国連総会に出席する7人を病室から見守ったらなぜか拗らせた

自分が一番驚いているのだけど、なんの前触れもなく急性虫垂炎になり1週間ほど入院するということになった。(前触れがあるわけないけど)


次に記事を書くのは間違いなく10月13日になると思ったのに時間が有り余っているのでちょっとnoteを開いてみた。






それにしても楽しみにしていた国連総会をまさか消灯間近の病室でみることになるとは…


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緊急入院なのに持ってきたチミーのクッションと共に待機



国連総会のスピーチでもまた言葉の壁を大きく感じたけど、彼らの「伝えたいこと」としてPermisson of Danceのパフォーマンスを見たとき音楽には国境も人種も言葉の壁さえも飛び越える力があるのだと改めて感じ、それを体現する彼らを本当に尊敬、そして誇りに思った。

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BTS (방탄소년단) 'Permission to Dance' @ UNGA


そして案の定このパフォーマンスを見た後、消灯されても寝れるわけもなく、NYでまだ午前中を過ごしている彼らを想いながら私が推している人たちの偉大さに色んな意味でため息をついてベッドをゴロゴロしていた。

「すごいなぁ」「本当にすごいなぁ」と語彙力のない大きな感動と、もう一つ何かが私の心の中でもやもやしていた。



よくスーパースターに使う「遠い存在になってしまって悲しい」という感情は、私が好きになった時はもう完全に世界のBTSだったので表現として違う気がする。

言葉にしにくい何かが心に住みついている。


そもそもK-POPを全く知らない私にまで届いた時点で相当の人気と実力と魅力を兼ねそろえたBTSだった。
それなのに何人組なのかさえ知らなかった私はDynamiteのパフォーマンスを見て興味を持ち、YouTubeなどで色々なコンテンツがあることを知った私がARMYになるまで本当に一瞬だった。


そして私はバラエティ番組『Run!BTS』や7人が1週間程海外で旅行をする『ボンボヤージュ』シリーズ、コロナになり海外に行けないなか韓国の森で過ごす『IntheSOOP』をという限りなく素の7人を見せようとするコンテンツで完全に沼落ちすることとなった。

もちろんカメラがある時点で彼らにとっては仕事の一種であり、全くの素というのは難しいが、それでも今まで日本のアイドルしか知らなかった私にとって「そこまで映す?」というレベルの密着の仕方で彼らの関係性や性格を知っていき、20代の青年7名のBTSにまんまと心臓を刺された。

そんな私にとって今回の「偉大な世界のBTS」に少しだけ…ほんの少しだけ、おこがましくも【遠い存在】ということをまじまじと実感させられたのかもしれない。


コロナ禍のなかARMYの前でパフォーマンスをする彼らをリアルタイムで見たことがない。多くの歓声や賞賛はオンライン上でみることはあってもこの目で見たことがなかった。

彼らが何か変わったわけでもない、好きになったタイミングが私に少し現実を見せなかっただけだと思う。

こんなにもすごいBTSに本当にいつか会うことができるのだろうか?私は無謀な願い事をしているのではないか?と思ってしまった感情が言葉にできないモヤモヤになっているのかもしれない。




それでも私はいつかのスBTSのステージを生で観たいし、これからも多大な供給に息継ぎを忘れて酸欠になりながらも一喜一憂していきたい。

彼らを知り、好きになったおかげで知らなかった世界を知り、大人になってからなかなか出来ない仕事に全く関係ない場所で純粋な友達ができた。

コロナ禍でも「失われた時間」ではなく「新しい時間」として動いている。

1人暮らし独身の私が今の情勢でも外の世界と関われているのは間違いなく彼らのおかげでしかない。




だから国連総会のスピーチをもう一度和訳付きで見直してこんなモヤモヤを吹き飛ばしてこようとおもう。




それにしてもARMYになった時にはビルボード1位になり、グラミーにノミネートされるという存在だったのに本当今更何をって感じしかないんだけど…



…病室が私をセンチメンタルにさせていると思うことにしよう。



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