残債のあるソフトバンクエアーを無料で解約した話

　前回初めての記事を投稿して、意外と反応がつくと嬉しいものでした。
　なので、今年行った中でも有用であると思われる、
「残債があり、契約満了でもないタイミングであったが、SoftBank Airの契約を解約した」、
　というお話を書こうと思います。結果としては、残債を事実上免除され、現在ソフトバンク光でインターネットを利用しています。そのため、厳密には解除と新契約の締結ですが、一般的な認識としては、同じ会社内の契約の移行です。
　おかげさまで、速度が劇的に向上する一方で、月額料金も安くなり、契約解除の期間制限等もなくなりました。契約に守秘義務条項があるわけでもなく、具体的な損害を観念できるものでもないので、すべて無料としても良いのですが、一字一句明確な記憶があるわけでもないですし、そのような不正確かもしれない企業との具体的なやり取りを含みますので、２回目の記事にしてまさかの有料とします。この程度の記事で有料にするのも憚れましたので、どうせ有料にするならついでに、法的な構成や問い合わせにおいて気にしていたことも書いていこうと思います。

　お昼のスイーツくらいなら我慢してでも、解放されたい！
　というのであれば、ご一読いただいてもいいかもしれません。が、「オンラインゲームがまともにできない」とか、「動画のアップロードができない」のような、インターネットには接続できるが、速度が遅いといった理由は、有料部分に理由を示すように参考にならないと思います。

　なお、個別の事情が異なるほか、対応マニュアルも変更される可能性もあり、必ずしもこのような対応が取られることを保証するものでもありません。
　ひとまず無料で公開しうるところは、先に公開いたしました。残りの文字数でもわかるように有料部分は未記載です。残りは前述の方針に従い後日加筆していきます。
　目次のような形で記載いたしました。具体的に、どのような考えで何を行ったかなどを書きました。走り書きですが、それでも経過を知りたい方がいらっしゃりましたら是非お読みください。適宜加筆修正を行いたいと思います。

１．ソフトバンク エアーの利用契約締結

　私がソフトバンクエアーの契約を考えたのは、同棲を解消し、引越しの必要があったためでした。

　引越しに伴って用意することが多い中、今般のコロナ禍に突入。ゆっくり用意していこうと思っていたインターネットですが、ZOOM会議などが続々入る結果、必須となりました。ネカフェにも限度があり、そもそも外出も自粛しなければならない中で、思いついたのが簡易かつ迅速な利用をうたうソフトバンクエアーでした。

　元同棲者は、ソフトバンクエアーと契約しており、私も情弱だなぁと思いながら使用していました。別にスマホでYouTubeをちょこちょこ見るくらいのもので、特に速度に対して不満もありませんでした。

　そのため、最寄りの家電量販店に行き、PCコーナー近くにいるソフトバンクのウェアを着た派遣社員にインターネットを契約したいことを伝えました。
　２０２０年時点ですでにソフトバンクエアーに対する批判は噴出。コロナとかいう流行り病で客足も遠のいている中で、どう考えてもカモが来たので、この社員、ノリノリである。私は、はなからソフトバンクエアーしか考えていませんでしたが、概要を聞いている中で３万円分のキャッシュバックの話となりました。

　何に使おうか考えていたら、ここが勝負所と見込んだのか、社員は急に、「Switchありますよ！」とかましてきました。
　思わず「え！？そうなんですか？」と発言した私に、更にノリノリの社員。
　私がえ！？と言ったのは、全然別の理由ですが、「決まった！」と言わんばかりの圧倒的攻勢を見せる社員。
　コロナ禍の過剰な需要で在庫がないと思っていたこと、時間が余りまくっておりゲーム機はうってつけだったこと、転売により倍に近い額になっていたのに定価ということ、そしてなにより、お前そこの量販店の社員（ソフトバンクの派遣社員に過ぎない）じゃないのに、在庫が入った情報を手に入れたり、処分権限があるかのようにしゃべれるな…という思いを抱く私。
　それとは裏腹に、「在庫確保してくるので、持ってきたら契約お願いします！」の社員。
　二つ返事で承諾しておけばいいのに、なんか欲が出て、少し間をおいて承諾を伝える私。

　その日家に帰ってきた私の手の中には、面倒な工事を経ることなく手に入れたインターネット機器と、そのまま転売すると１０か月分の利用料にも相当する高価なゲーム機が握られていました。

２．利用してみた不満

　以上のような経緯もあり、しばらくは感謝こそすれ、不満なんてありま……した。ZOOMはたまに落ちる。ネトゲは周りが落ちる。動画は見れるが、画質悪い。
　でもすぐに復旧するし、そもそも評判もまあ悪いし、こんなものかという感想をもち、素直に２年ないし３年を待つことにしました。解約して工事しようと。

　そんな中で、２０２２年の冬。ソフトバンクから連絡が来ました。曰く、「新しい機械で５Gにつなげる。当然速度は改善する。現行の残債は免除し、新しい機械は実質無料とする」。まあこういう契約論が得意であれば、どういう契約関係かは理解できるのですが、私は現在友人と会食中。酒もあったのか、改善するならいいかとまさかの快諾。理性の中の私は、なぜか事後的に契約を確認することでよしとしていました。

　そして今年春、ある日YouTubeで動画を見ていると、なぜか動画が止まる。またか…と思いながら、Twitterを確認しても、無数の不平不満は見つかれど、今日、イマの苦情はない。早速、いつものようにソフトバンクエアーのトラブルシューティングにしたがって対応を開始しました。こんなものは、何度経験したことか。利用歴４年目を舐めるなよ…

　いつもならこれらを試すうちに、試した手段が良いのか、ただの時間経過か、インターネットの接続が可能でしたが、今回は違います。このあと夜遅くにZOOM会議があるのに…？
　なんとか乗り切り、怒り狂う私。その勢いは、翌日もとどまることを知りませんでした。

３．怒り狂う私

　ということで、勢いそのままに、サポートセンターに電話を掛けることにしました。
　しかし、散々Q＆Aにたらい回され、ようやく手にした電話番号は、長い待ち時間の保留。１時間ほど待って、さすがに冷静になって一旦切ることにしました。
　つながらないとはいえ、契約は契約。そうそう即時解約が認められることはない。武器を手にしなければならない。

　同じような不満があることは散々目にしており、事あるごとに契約の解除について調べていたので、ブックマークにあったサイトに改めてアクセスしました。①契約期間についての違約金はなくなるが、割賦金部分はどうしようもないとするもの、②違約金を別の会社が負担してくれるという制度を利用するもの、③ソフトバンク光への変更なら可能とするもの、等々様々でした。
　じゃあ契約内容はどうなっているんだと、初めてのマイソフトバンク。本契約書だけでも数種類、その他約款や付属書類が多数。非常に面倒でしたが、どうやら利用速度の保証はしていない。だから、あまりに通信速度が遅いという苦情は、本当に意味がない。遅いのではなく、利用できなかった、ということを前面に出さなければ・・・

４．交渉編