学校に行くということ

皆さんにとって学校はどんな場所でしょうか?

最近不登校だったり、いじめだったり学校に関する問題が色々取り上げられています。

僕は小中高大と行って、本当に辛いことも楽しいことほとんどすべてこの学校という場所で経験しました。

小学生の時は学校が終わると公園に行き毎日ドッジボールをして楽しい日々を過ごしていました。一方で中学受験で受けたすべての学校に落ち、本当に苦しい思いをしました。

その後、中学でも人間関係がうまくいかなくて本気で学校に行きたくない、そもそもなんで生きているのかさえ分からない。そんな時期もありました。

高校ではめちゃくちゃ遊びまくってかけがえのない思い出をたくさん作ることができた一方で受験期は不眠症になって
「受からなかったらどうしよう。」
「浪人したら人生終わりだ。」
と毎日のように恐怖を抱いていました。

結果は他は全落ちだったけど
たまたま1つだけ合格していたおかげで
今こうやって楽しい大学生活を送っています。

でもこうやって思い返してみると
ほんとにたまたま今こうやって元気にしているけれども、浪人してたり、人間関係がずっと修復できなかったら。

一歩間違えれば僕だって不登校や引きこもりになってしまっていだ可能性だってあったと思います。

これは僕だけではなく多くの人が
一度は経験があるんじゃないかな。

では何がそうさせてしまうのか。
それは子供にとってコミュニティが学校というものしかないからだと思います。

大学に入ると、バイト、サークル、ゼミ、
インターン、オンラインサロンなど。
世の中にはいくらでもコミュニティがあるから合わなければ違うところに行けばいい。

でも高校までは子供たちはコミュニティと言ったらほとんどの人は学校しかないんです。
つまり逃げ道がない。

親の勉強しなさい、とか学校に行きなさいというのもその傾向を強めています。親も子どものために言っているのだとは思いますが子どもにとってはそれが息苦しくてしょうがないんです。

そしてもう一つ言いたいのは
幸せのあり方は決して1つではないということ

今日朝イチというテレビ番組で
「今の時代はプログラミングもリーダー経験も自然と触れ合う機会も、英語力も全部が求められる大変な時代だから大変なんですよ」
と言ってましたが、世の中の社会人で全部兼ね備えているスーパーマンなんていますかね?

一体国は何を求めて指導要領を作っているのだろうかと思ってしまいます。

つまり得意なものもあって苦手なものもあっていい。プログラミングだって全員が完璧にできる必要はない。

あくまで人生の選択肢を増やす手段として
プログラミングだって英語だってリーダーシップ教育だってあればいいと思うんです。

僕は大学に入るまで
勉強がすべて。
将来は学歴が決める。
そう思っていました。

だからこそ今、小さい子供たちにはそれがすべてではないということを知って欲しい。

先述の番組に出てきてインタビューを
受けていた子どもは
自分からのぞんで受験勉強を始めたそう。
めちゃくちゃ意識高いな!
と思って聞いていたんだけれども

レポーターの人が
「なんで受験自分からやろうと思ったの?」
と聞くと
「ここで頑張れば人生楽になるから!」
というようなことを無邪気に語っていた。

昔の自分を見ているようで辛くなりました。
そうじゃないよ。
受かったって受からなくたって
人生を楽しめる方法はたくさんあるし
それは今後いくらでも変えることができる。

だから勉強はあくまで幸せになるための
1つの手段であるということを忘れてはいけないと思います。

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