「年下」から学ぶ
今日はリディラバのオフィスに、ある高校生が来てくれました。
彼はivoteという主権者教育を手掛ける
ivoteという会社でインターンをする高校1年生。
他にもレゴを使って環境問題や政治について考えるワークショップを企画したり学校のプロジェクトチームに参加して色んな学外の活動もしているそう。
いやーまじで衝撃受けましたね。笑
高校1年生とインターンという言葉がなんかどう頑張っても頭の中で結びつかないんだけれども
とにかく行動力のある高校生でした。
1時間の中で社会はどうしたら変えていけるのか
というマクロな話から高校生らしい受験の悩みまでとにかく内容の濃い話をたくさんしました。
そんな彼、実は中学時代は3年間不登校。
持病もあってなかなか学校にいくことが
できなかったそうなんです。
中高一貫校だからもちろん高校に入っても
学校にはいけず。
しかしそんな彼がある出来事がきっかけで
人生を変える決断をしました。
そう、それがリディラバのプログラムだったのです。
彼は学校とリディラバが共同で企画した学年行事に来ていたのです。もちろん最初は周りに知り合いがおらずしんどかったそうですがグループワークの同じ班の子がそのワークショップの後に声をかけてくれて「一緒にプロジェクトをやろう」と誘ってくれたんだそう。
それ以来前述のように彼は色んな活動を始めるようになりました。
これが彼とリディラバの出会いです。
僕はこれを聞いた時単純に嬉しかった。
昨日「目の前の人を大切にする」というテーマで書きましたがまさにこのことで
自分が事業を運営したり営業したりするとどうしても教育のシステムのここを変えるべきだというマクロな視点ばかりでみてしまいがちなのですが実際に目の前で人生が少し変わった人たちがいるのならその子たちの手助けしたいし、1人の変化を大切にしたい。
そんな感じで彼の活躍はリディラバメンバー全員の励みとなるようなものでした。
それと同時に僕は彼から多くのことを学びました。
もちろん関係値上は僕たちは彼に色々アドバイスする立場ですが実際は僕にとっても彼の話が大きな収穫になったのです。
一番大きな学びは
「まっさらな頭だからこそ思いつくことできることがたくさんある」ということ。
僕なんかは中途半端にビジネスについて学び、中途半端に社会課題について知っている人間。そうするとその中途半端な知識で知った気になってその枠組みだけでのアイデアしか思い浮かばなくなる。
もう1つ思ったことは歳でマウントをとっていくことのくだらなさです。
今日は年上だってことをいいことに
色々偉そうに話していてしまいましたが
僕が言ったことの半分以上は自分だってまだ全然できていない。
むしろ彼は「高校生だから」という多くの子が持つ壁を乗り越えて自分で行動しているのだからむしろ彼から色々勉強したいくらいだ。笑
こうやって年上だってマウントをとる姿勢はもうやめようと思った。
歳なんか関係なく他人から学べることはたくさんある。こんな貴重な学びをくれた16歳でした。
ありがとう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?