見出し画像

月記/202405B

5/13(月)

土曜夜に窓を開けっ放しにしていたら花粉にやられてしまい、この日の夜まで倒れていた。仕事は休みを入れており、夕方からDOMMUNE『HYPERTEXT』ZINEのトークイベント。ZINEは購入していたがあまりにも情報量が多くどう読んでいいやら、だったので手引きとしてはだいぶよくわかった(とはいえトークも長かったけど)。

『HYPERTEXT』は陰謀論についてのZINEなのだが、「コロナウイルスは電通の捏造だ!」「不正選挙だ!」とかそういった類の話にはそれほど興味はなく、元はそれぞれ違うさまざまなミームがどのように広まり、陰謀論化していったのか、もともとインテリ左翼の遊びだった陰謀論がSNS以降alt-rightの手慰みにされるまでの過程など、そういった話は年々面白がれなくなっては来ているが面白い。

『イルミナティ』カードの中に『HYPERTEXT』にはほぼ記述が無いであろうクトゥルフがあって、直に関係は無いんだけどクトゥルフもののゲームの中にもイルミナティが出てきており、何故?と思っていたらイルミナティカードの原作小説にネクロノミコンなど、クトゥルフ関連のワードが頻出するのだそうな。そういやクトゥルフと陰謀論は「原作者の手を離れて拡張し続ける」など共通点がちょくちょくあるのではないか、という話をした。
というかVaporwaveもそうですね。余談だが著者のSAPPORO POSSEさんはその名の通り札幌の方で、かつて「vaporwaveと北海道の接点は多いですね。むしろ、vaporwaveは北海道の音楽と言ってもいいくらい」と発言していた豊平区民さんも当然札幌在住。札幌コンテンポラリー。

5/14(火)

午後より友人と上野。成り行きで動物園に入る。

このネズミみたいなのはハイラックス。ネズミより象に近しいのだそうな

5/16(木)

レーベル次作CD盤面デザイン入稿作業など。生活サイクルがズレて夕方まで寝てしまう。

5/19(土)

先日のDOMMUNEに出演していた持田保さんの『あなたの聴かない世界』を買いに渋谷に行くもユニオンにもタワーにも置いてなく、あきらめてヤマダ電機でキングジョーとジャグラーのフィギュアを買って帰る。TVerで『勝手にテレ東批評』と『イシナガキクエを探しています』を観てるうちに眠くなり昼寝、夕食の時間になったおき家族と食事、そのあとラっさんから連絡があった事に気づき、そのまま近所で軽くM3の打ち上げ的な呑み。

5/20(月)

昼から健診。帰りに溝の口→自由が丘に寄って帰る。
溝ノ口ドンキのトイレに入ったら体重計が丸出しで落ちていた。この前は呑み屋横植え込みの木の枝にそこそこ大きなハサミがぶら下がってる(要するに誰かハサミを植え込みに投げこんだ奴がいるって事)のを見たし、なんなんだこの街は。

5/21(火)

作業をしようとしててついついiTunesのプレイリスト整理に集中してしまい、気がつくと夜になっていたので慌てて『火星銀座エレベータ・アワー』の発売/配信告知を開始する。

5/23(木)

家のネット回線が突如落ちた。契約してるケーブルテレビchは映っているので、プロバイダーに電話し、回線を見てもらう。そのあとネットは1時間ほどで復帰したが原因はわからずじまいなので、(1月にも来てもらったが)再度点検に来てもらう事に。 新譜の配信開始を土曜昼より告知したので、いざその時間に回線が止まらないかちょっと心配。改めてBandcampにいろいろ事前準備していなかった分(一緒に販売開始する予定の旧譜CD類の情報など)を追加しておく。

5/25(土)

『火星銀座エレベータ・アワー』12時にBandcampでカセット販売/データ配信開始、その30分後にプロバイダー業者が家に来て点検。モデムではなく、それ以前の外のコネクタだかが接触不良だったようで、無事修理してもらう。

[nmpDATA067] 火星銀座エレベータ・アワー
カセットは完売したけどデータまだ売ってます。全9曲中4曲試聴可!
ddsは2018年の来日ライブで披露してた"Youは何しに日本へ?"な某シティポップを、ツジオさんは「完璧で究極な」あの曲をカバーしてます!
death's dynamic shroud / Tsudio Studio / さよひめぼう / 権田山一雄 (as Cherryboy Function) / 古町MOI / Nishioka Diddley / ラスベガス 

5/28(火)

台風が来るというので、大雨が降らないうちにと前述カセット注文分をまとめて発送。コロナ明け以降、海外便スモールパケットの仕組みが変わっているんだけど、そんなにしょっちゅう発送するものでもないもので、毎度毎度やり方を忘れてしまい戸惑う。

5/30(木)

職場の同僚から送られてきた漫画雑誌『ガロ』のテレビ特番(おそらく1990年代後半)の動画を見ていたら、専門学校時代の特別講師だった先生が当時そのままの姿で出てきてちょっと驚いた。芸術家肌の方だったので文庫本での復刻を絵が小さくなるからと断っており、生徒だった我々は先生の漫画をほとんど知らなかったんじゃないか。その後映画化されて復刊したが、買って積ん読状態になってどこか行っちゃったな。この機会で探して買おうかな…。番組そのものはいろいろな先生方がいろいろな思い出を語っているが、最後のまとめでの水木しげるの辛辣さがご本人の人生観を垣間見れるようでよかった。
この話を同級生にDMで投げようとも思ったが、よく考えたら今現在連絡取ってる人が居ない事に気づいた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?