のんのん話3


のんき君とはそういえば会う度に不可思議なシンクロ現象が発生した。


ひ「私さっき銀行行ったばかりなんです」

のんき「俺もさっき銀行でレジ金おろしてきて」(封筒を見せるのんき)

ひ「え!?」(ひたちぃもカバンの中から銀行封筒を取り出して見せる)


ひ「……」
の「……」


の「うちの姉ちゃんの名前、◯◯っていうんですよー」
ひ「あ、それ、私の兄弟の名前と頭の二文字一緒です」

の「……」
ひ「……」

の「こないだあそこに行ってきて」
ひ「ひたちーもこないだそこ行ってきたばかりです」

の「……」
ひ「……」


まあ、そんな感じで
シンクロニシティ的な出来事が頻発した相手だった。
(当時ひたちーはSNSなんかやっていないので、相手がわざわざこちらの情報を調べて話合わせてくれていたなんてことはあり得ない)


の「俺、〜と〜が好きなんですよー」

ひ「ひたちーも好きなやつです」

の「ホラー映画が特に好きなんですよ」

ひ「ひたちーもホラーは大好物です」

の「Itとか好きです。ピエロの。

それと……ギニー・ピッグとか」(少し俯いて口元を上げ怪しい顔をするのんき)



ひ「ギニー・ピッグ!?

ギニー・ピッグですか!?


日野日出志版ですか!?


それとも下水から人魚拾って切り刻む奴ですか!?

どれですか!!

うわー、ギニー・ピッグ知ってるんですか!ギニー・ピッグ!!(喜)」
(食いつきが違う)


の「…………」←自分で言い出しといて食いつかれたら逆に引くのんき。


◇クソみたいな感性の一致ーーーー!?







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