絶望〜青い果実の散花〜プレイ日誌part2
目から涙云々は只の前説ジョークでして
本当は凍りついたような真顔なのだけどね。
てめえら警察に逮捕されるからゲーム中の犯罪行為はくれぐれもやるなよ。という有り難い注意文を授かってのいざスタートです。
『ゲームを始める前に、ティッシュペーパーの残りを確認しましょう……』(……お寒いユーモアも有り難く授かりました)
墓。
タイトル画面、勝沼家の墓。
あ……これもう死んでますね。主人公。(言わずと知れた主人公、勝沼紳一)と誰の目にもわかる親切設計からのゲーム・スタートどす。
冒頭、光が何もない闇の中に目を覚ます勝沼財閥総帥、紳一たま。
はっきり意識を取り戻すと彼は人気ない夜の墓場の中に居た。
記憶をすぐに取り戻す。
周囲を見渡せば無縁仏のように雑草のまとわりついた、手入れをされていない見窄らしい墓石の数々。
(俺の家の先祖代々の墓とは大違いだ。)
「何っ!?」
だが目を凝らしてビックリ。
紳一の名字、勝沼家の墓とそこには書かれているではないか。
「単なる偶然か? くそっ、さっぱりわからん。」(ひたちぃもわからん……)
そこへグロテスクに変貌した古手川(部下)が現れて、自分達が既に死んでいること。死刑にされたことを知る。
そう、『悪夢』の事件によって彼は逮捕され、死刑に処されていたのである。
古手川「まあ、地獄に堕ちるものと覚悟は決めておりましたが……実際に死んでみるとこの世への未練がいささか強すぎたようで、亡霊となっておりました」
紳一たま……、死刑台に登る直前の自分をハッキリと思い出す。
看守「何年もこの仕事をやってきたが、これほど同情できないのはお前が初めてだ。この、最低野郎!」
看守にそう罵られるのは、囚人服姿の勝沼新一。
だがその顔は今にも命を終えるというのに笑っていてーー。
紳一「ふふ。あんた、可哀想だな。強姦なんて、やったことないだろう?楽しいぜ。その楽しみも知らずにダラダラ生きているあんたより、俺の方がずっと幸せだぜ」
そう言い残して死刑台に向かう。
(顔半分しか映ってないけど
ふつくしい……
のがわかる顔ですな)
思い残すことはない……。いや、まだだ、まだ足りないぞ!畜生、勃ってきやがった、ああ、もっと犯したい!女をねじ伏せ、縛り上げ、悲鳴をあげさせ……いやだ!死ぬのはいやだ!この世の女は全部犯してやる!
✨復活✨
何が彼をそこまでさせるのか。
それで顔が良くなかったら到底復活無理だよ、、、紳一さま。
なんやかんやで古手川のはからいにより新しい肉体も手に入れた紳一さま(省略も甚だしい)、さてライフワークの陵辱再開といくのだった。
忌まわしきプロローグはこうして終わる……。
あれ?直人は?
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