面白い未来の作り方１６「フツーはつらいよ」

１２年連続長者番付ベスト１０にランキング。
納めた税金は２００億円以上で累計納税額日本一の斎藤一人さん。
著作も多数ベストセラーになっていますが、その中で、斎藤一人さんが明かしてくれた「公式」があるんです。

普通はつらいよ
の法則。

普通にしていたら、人生ってどんどんつらくなっちゃうものなんだと。
例えば、嫌な人がいて、その人にイライラして文句を言ったとします。
これは普通です。
見事なまでにフツーの対応です。
しかし、フツーの対応をしていたら、どんどんつらくなってしまうのが人生なのだと。
一人さんは、そんな嫌な人に
「『感謝しています』と言ってごらん」と提案されています。
嫌な人に「感謝しています」と伝えるってフツーじゃありません。しかし、フツーじゃないことをするとドンドン人生が面白くなっていくのだと。嫌な人に「感謝しています」と伝えても相手は変わらないかもしれません。でも、言った分だけ確実に自分は感謝の達人になれて、自分の人生は面白い方に変わっていくのだと。

斎藤一人さんの『普通はつらいよ』という本に江戸時代に炭問屋として財をなした塩原太助さんという人の「普通じゃない例」が載っています。
彼が小さかった頃、お母さんが亡くなり、代わりに新しいお母さん、継母がやってきました。太助君は実の子ではないので、自分の子どもに家を継がせたい継母は、太助君をいじめ始めました。そして、ある日、継母はなんと浪人を雇い、太助君を斬り殺そうとしたのです。
太助君はなんとか逃れたものの、このまま家にいたのでは殺されてしまうと家を出ました。とはいえ、太助君に当てはありません。隅田川に飛び込んで自殺しようとしますが、そこに居合わせた炭屋の旦那さんに助けられ、結局、その炭屋で丁稚奉公をさせてもらい、のちに独立し炭問屋としてお店を構えることになります。

継母に命を狙われる。これは一生のトラウマになるくらいの大事件です。
「俺の母親は、俺のことを斬り殺そうとしたんだよ。あんな鬼みたいな親いないよ」と一生、親の文句を言い続けるのがフツーです。

しかし、炭問屋として財をなした太助が真っ先にやったことは、なんと命を狙った継母に家を建ててあげて、プレゼントしたのです！

フツーじゃない。これは絶対にフツーじゃない。しかし、フツーじゃない考えをしてるからこそ江戸で一番の炭問屋になれたわけです。
「あの親が鬼みたいな顔して俺を追い出してくれたから、いまの自分がある」と太助は継母に感謝していたのです。

普通のことをしていたら、つらくなってしまうのがこの宇宙の法則。
そして、新型コロナウィルスがそれを加速させました。
普通のことをしていたら、どんどん経営も人生も悪化してしまう。つまり、コロナは僕らに「普通じゃないことをしよう」といざなっているのです。

普通なことをしていたら、下りのエスカレーターに乗っているようなものです。そこに立っているだけで下へ下へと下降してしまうのがコロナ禍の時代です。
でも逆に、普通じゃない工夫をしていったら、上りのエスカレーターに乗り込めます。

新型コロナウィルスは、全世界の人に、
「普通じゃない工夫をしよう」と問うてきているのです。

普通じゃないことをして、東証マザーズに上場した面白法人カヤックという会社の例もご紹介しましょう。
この会社は何から何までフツーじゃないんです。毎月給料日の前になると、みんなでサイコロを振るんです。なんとサイコロによって給料が決まる「サイコロ給」が行われています。もう、ここからフツーじゃない（笑）。「給料×（サイコロの出目）％」が、＋αとして毎月支給されます。例えば月額30万円の人が、サイコロで６をだしたら、30万円×６％＝１万８千円が毎月＋αで支給されます。

面白法人と名乗り、仕事を面白くすることを大切にしているカヤック。
そんな彼らには、仕事に迷ったときにするルールがあります。

「それって漫画っぽい？」

そう自問自答するんです。
いくつかの選択肢で迷った時に、こう問うのです。
「それって漫画っぽい？」
迷ったら、フツーじゃない方、漫画っぽい方を選ぶのです。

こうしてカヤックは、漫画のヒーローのような法人を目指して日々邁進しています。ヒーローは「必殺技」がある。それがオリジナリティです。そのために漫画っぽい方を選ぶのです。そして、ヒーローに欠かせないのは「まさかの展開」。だからカヤックは変わり続ける。
ヒーローには「決めゼリフ」も必要です。それが「面白法人！」。
そして、ヒーローは「最後に勝たなければいけない」。
これは面白くありながらも、ちゃんと結果を出すということです。
漫画っぽいかどうかで発想する、フツーじゃない集団、面白法人カヤックは、創業から22年、社員300人を超える企業に成長しています。

彼らは「焚き火会議室」を作って焚き火を眺めながら、フツーじゃない、漫画っぽい企画を続々と生み出しているんです。

　　　　　　　　　これが会社のミーティング風景です。
写真　https://www.kayac.com/news/2020/12/yanasawa_blog_vol79

株主総会だって、やる場所は日本最古の禅寺、鎌倉・建長寺！　なんとお寺で行われているのです。やっぱりフツーじゃない。

フツーじゃない工夫、僕らもどんどんやっていきませんか？

例えば、このフツーじゃない「かき氷」はどうでしょう？

こちら、愛知県岡崎市にある「ダイワスーパー」の夏季限定名物の「八百屋の作る本気のかき氷」です。この写真をインスタにアップしたところフォロワーが一気に3000人も増えたのだとか。おかげで連日、店の前に100人の大行列ができるほどの人気スーパーに。

見た目はフツーのスーパーですが、大人気、行列ができちゃうのです。

この「ダイワスーパー」さん。今度はフツーじゃないサンドイッチを作りました。

「八百屋の作る本気のフルーツサンド」
（写真はインスタからお借りしました）

こちらのフルーツサンドもインスタやツイッターでバズりにバズり、店頭に並ぶと瞬時に売り切れる大盛況ぶり。店舗も京都、博多、東京と増え、このコロナ渦の中、売り上げも増え続けているそうです。

実は、このスーパー、近年は赤字が重なり閉店の危機に追い込まれていたそうですが、そんな中で就任した３代目社長の大山皓生さん若干２６歳。なんとかこの赤字を打開しようとフツーじゃないことを次々に繰り出したのです。
例えば、1日50人を目標にお客様の顔と名前を覚えるため一人ずつ名前を聞き、その日の会話やその人の特徴をメモに取り始めたのだとか。そして、次に来店した時には名前で呼ぶようにするとお客様との距離が縮まり、とても喜ばれたそう。
スーパーの社長が自分のことを覚えてくれる。
これもフツーじゃない。
大山皓生さん、フツーじゃないことを次々に仕掛け、なんと２年で売上を６倍に伸ばしたそうです。

Hi Future !
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普通にしていたら、どんどんつらくなるのが人生ルール。
今こそ、フツーじゃないこと、フツーじゃない工夫を
どんどんやっちゃえ！
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「新型コロナウィルスに立ち向かった人類は、
　どんどん普通じゃない工夫をして
　結果、ものすごい面白い未来を迎えることができました」
と１０年後にはみんなで言えてたらいいよね。
このブログが、その未来を生み出すためのブログになったらいいなって思ってます。

●THE WORK！
フツーじゃないこと、漫画っぽいこと
どんどんノートに書き出して
友達ともアイデアを出し合うブレインストーミングしてみよう。
あなたの工夫が面白い未来を作ります。

●THE WORD！
「普通はつらいよ」斎藤一人

●HELP!
このブログの「目的」と「お願い」
このブログは、まず走れるだけ僕が走ります。面白い未来を作れる公式（フォーミュラ）を僕の知る限り、片っ端からここに記していきます。
そして読者の皆様であるあなたも、「ひすい、こんな公式があるぞ！」と発見された場合は、その事例と合わせて僕にメールくださると嬉しいです。

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メールアドレス→  hisuikotaro@hotmail.co.jp
①件名は「いつも未来は面白い」で。
②本に載ってもいいあなたのお名前も合わせて明記ください。
③未来の兆しとなる事例（エピソード）×公式（フォーミュラ）のセットで原稿をメールいただければありがたいですが、公式なしで、未来の兆しを感じさせてくれるエピソードだけでも大丈夫です。　
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「お！」と思ったものは、ひすいが編集した上で、text Special thanksとしてあなたのお名前を明記してこちらのブログにあげさせていただきます。当ブログが書籍化になる場合もありますので、本に掲載になってもいいお名前明記の上、メールお願いします。
また、この中から、チームひすい（編集チーム）に抜擢させていただく場合もあるので、作家志願の方はぜひご協力お願いします。

コロナ禍で、多くの方が希望を見出せない今だからこそ
面白い未来を作る公式（フォーミュラ）を１つでも多く
この星にプレゼントしたいなと思っています。
ここを見れば、必ず希望を生み出せる公式が見つかる！
というサイトにみんなの力を借りて育てていきたいです。

またこのブログは、今後も面白い未来を生み出すための、たくさんのフォーミュラ（公式）をアップしていきますので、仲間で集まって「今日はこの公式をみんなでワークしてみようか」という形でも自由に使ってもらえたら嬉しいです。

僕ら人類ホモ・サピエンス。
ホモ・サピエンスとは「知恵ある人」という意味です。
大丈夫。僕らはその知恵で、数十万年ずっと生き延びてきたのです。

今こそ、みんなの力を結集して「夜明け」を待ちましょう。

優しくて、面白い未来を迎えに行きましょう！

「大変」な時、
それは「大」きく「変」われる時です。

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ひすいこたろうでした。
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財運天使カッキー＆たむたむ先生http://sekashiablog.livedoor.blog/archives/7002349.html

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