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天界戦士ノススメ

割引あり

初めて記事を書くので拙い部分もあるとは思いますがご了承ください。
今回はメガロードパック2に収録されている天界戦士の構築記事を書いていこうと思います。
天界戦士はヤメルーラやヤメテラス、アルティエラなど先攻での制圧力の高さが魅力的なテーマです。
今回追加された新規カードでデッキパワーが上がったので自分の考えたリストを公開し、採用理由や不採用ながらも選択肢としては使えそうなカードなど紹介していけたらと思います。

デッキ選択理由

このデッキを選択する意味としては先述した通り先攻制圧力の高さにあると思ってます。
環境的にワンダーの安定性が下がり、アドバンス召喚が主体の爬虫類などが増えてきているのも追い風になっているため決まったときは一方的に勝てる試合もあります。
同期である闇魔法使いなどにも詰みまで持っていける対抗手段があり、選択する価値は高いと思いました。
個人的に天界戦士という種族が好きという理由もあります。

目次

・メガロード2発売日直前のデッキレシピ
・全カード採用理由
・不採用カードと理由
・マッチ戦用デッキレシピ
・対面毎のサイチェンプランと立ち回り
となってます。

デッキレシピ



発売日直前のデッキレシピはこんな感じです。
発売日当日に2デッキ制ルールのコズ杯があったため天界戦士を先攻特化、闇魔法使いを後攻特化にして組んだのでかなり割り切った構築になってます。
メインは41枚。以下採用理由です。

モンスター

・ヤメルーラ
アドバンス召喚に対するメタであり、先攻で置けるとかなりの妨害になる。
基本的に先攻の場合はアルティエラを除いて一番場に出したいカードであり、闇魔法使いやエクスキューティー、ハーピィなどを除いて刺さりやすいため優先して召喚する。
マッチ戦などで相手に刺さらないことがわかってるのであれば逆にヤメテラスが刺さる場合が多いのでフュージョンを狙ったり魔将布陣器のコストにしていく。
デッキコンセプトの根幹に関わるため3枚。


・ヤメルーナ
ヤメルーラと合わせると本領を発揮するカード。
先攻でヤメルーラと一緒に置けると相手は下級セットでターンを返してくるため貫通でダメージを取れる。
今まではアドバンス召喚を封じても下級セットされるとダメージを取れなく、せっかく稼いだアドバンテージが意味なくなっていたため革命的なカード。
攻撃力上昇は何度も重ねがけできるので忘れずに。
ヤメルーラがいないと真価を発揮できないため魔将布陣器では優先的にコストにする。
後述する魔将布陣器との相性もあり3枚。


ダークルーカー
このデッキの場合は魔罠を破壊する手段がかなり乏しく、また後述するセヤネン、キリハリーの効果起動に必要な状況を作りつつ魔罠を破壊できるため個人的には必須と考えている。
手札に戻ったルーカーはキリハリーか魔将布陣器で戻すのがおすすめ。
3枚だと重ねて引いたときに処理できず、1枚だと必要なときに引けないため2枚。


・アビスソルジャー
結界像がキツく水属性の採用が複数あるため採用。
一見、水属性が少なくアビスソルジャーを引いても効果を使用できないのではないかと思うが照覧やハゴロモでコストを確保しやすいので思ってるより困らない。
相手のカードを戻すことはもちろん強いがヤメルーラを戻してロックを継続したり、ヤメルーナを戻して効果を複数回使用したりと応用力高いので状況に応じて自分のカードも戻すことを選択肢に入れておくと更に強くなる。


・シエーラ
間接的に打点を補ってくれるカード。
ハゴロモがいる場合2回以上効果を使用することもできるので大型のモンスターも突破しやすくなる。
天界戦士を組むなら入れない意味ないため3枚。


・ダンクス
単体で打点を2300まで確保でき、シエーラと合わせると3300まで取れる。
さらにディグレイスでの面取りやドルクムーアでの破壊耐性付与もできフュージョン体も申し分ない。
しかし後述するセヤネンや照覧の制約と相性が悪く、ダンクス単騎で攻撃したあとは1300が攻撃表示で残るのが現環境的にかなり弱いため2枚。


・セヤネン
メザメと悩んだカード。
メザメでの回収は相手の場に2500以上を要求され、ヤメルーラとヤメルーナを回収しても盤面の解決には貢献できるか怪しい。
ヤメルーラの性質的にも相手の場に最上級がある場面で出しても意味がないため相手に依存しないセヤネンを採用。
魔将布陣器のコストにしたカードをそのまま拾えるのも強く、ヤメルーナを複数並べるのにも貢献しやすいためキル速度を上げやすい。
複数引いても腐るので2枚。


・トレーロ
このデッキには墓地からの回収手段がなく、青天井の打点を持つ魔導兵やカリギュレオンの他に結界像に対しても有効なため採用。
しかし結界像はレジェンドストライクで守備で出されると裏にできないので注意。
序盤では墓地が足りなく中盤以降に欲しいため2枚。


・手縫いドラコ
ハリキリーを釣り上げると1枚ドローでき、このカード1枚で2枚も増えるパワカ。
裏側守備表示で蘇生するためフュージョンは無理だが天翔変化を使えばフュージョンは可能であり、キリハリーと比較して簡単にハリキリーを蘇生できるため魔将を絡めた天界戦士のフュージョンを狙うのであればこちらの方が有用な場合が殆どである。
ダークルーカーのリリース要因としてとても強く、ヤメルーラとヤメルーナなど最上級を2枚引いている場合も無理なく使用できるためボードアドバンテージを取りやすい。
手縫い自身も蘇生できるが先攻ではほぼ使えないため2枚。


・ソレイル
蒼救フュージョンの素材兼、フュージョンを探せるカード。
天翔変化が光属性のフュージョン体しか出せないので天翔変化しか手元にない場合は効果を使わないといった判断も必要になる。
無闇に効果を使用するとレジェンドや採用枚数の少ないカードをデッキの底に眠らせてしまうことにもなるので注意。
蒼救フュージョン体は使用頻度高いため3枚。


・キリハリー
ハリキリーを蘇生しそのままハゴロモのフュージョンを狙える。
一応ソレイルの蘇生も可能なため覚えておくと蒼救フュージョンも狙いやすくなる。その場合はキリハリーが場に残ってしまうがソルシュエールを出した場合はそのまま効果のコストにできるため無駄がない。
しかし殆どの場合ハゴロモを出してからソレイルを回収して横に蒼救フュージョンを並べた方が強いのでハリキリーが墓地にいない場合以外はソレイルを蘇生することはほぼない。
効果の発動条件が難しいように思えるがダークルーカーで盤面を空けることができ、手札に戻ったルーカーをキリハリーの効果のコストにすることで無駄なく使うことができる。
フュージョンの起点となるため3枚。


・ハリキリー
フュージョン素材や手縫いでの蘇生先など用途が多いため早めに墓地に置いておきたいので3枚。

魔法、罠



・照覧
先攻ではヤメルーラやアルティエラの召喚確率を上げられ、後攻ではディグレイスで盤面を返すことを狙う。
使用後は8以下で攻撃できないためヤメルーラやヤメルーナが手札にあるときは使うかよく考える必要がある。
ちなみに使用後はダークルーカーでの1000ダメージが無効になり魔法罠は破壊できるが手札に戻らなくなるため注意。
それを逆手にルーカーをリリース要員としても使えるので覚えとくとたまに便利。
サイチェン後はメタカードを拾ってこれたりでき汎用罠が増えれば増えるほど評価が上がるカード。
安定して回すために必要なので3枚。


・魔将布陣器
照覧と同じく手札の質を高められるカード。
手札で嵩張ってしまったフュージョンや最上級、後半で使いたい手縫いやトレーロなどのカードをデッキに埋め戻すことができ状況に合わせて使える。
減らす意味もないので3枚。


・天翔変化
枚数が難しい枠。
光属性の天界戦士を出す場合のみ手札のカードを素材にできるがハゴロモは天界戦士じゃないため手札フュージョンはできないので注意。
1枚だと引けなく3枚だとフュージョンもあるため重ねて引いたときに弱いので2枚。


・フュージョン
ソレイルでデッキから拾うことができる。
天翔変化で出せないアルティエラとドルクムーアが強く、この2種を切るのは惜しいのとソレイルのバリューを上げるため採用。
天翔変化と同じ理由で2枚。


・天使の施し
施しでハリキリーを捨てられると最初のターンからキリハリーや手縫いの効果が使える。
初手のバリューを上げるため採用。


・聖バリ
相手が先攻の場合盤面を返すのが大変であり、虚無魔人や結界像といったメタカードを破壊できる可能性があるため魔法の筒より優先して採用。
画像小さい…。

エクストラ



・ヤメテラス
特殊召喚を軸にしてくるデッキには刺さり、残り少ないライフを詰めるときに相手のセットモンスターを起こすことにも使える。
同期である闇魔法使いには滅法強いが対処する手段はあるので過信は禁物。
ヤメルーラが刺さらないデッキには刺さる印象。


・ハゴロモ
余裕があったら出したいカード。
このカードがターンを跨げば更なるフュージョンを狙ったりシエーラを複数回使用し打点を大幅に下げたらなど柔軟な対応が可能になる。
アビスソルジャーのコスト確保にもたまに使う。
中盤以降はハゴロモから連続してフュージョンを狙い盤面の質を高めることができるので強い。


・ディグレイス
天界戦士のドラギアス。
ドラギアスと違いモンスターにしか2回攻撃できないので注意。
ヤメルーラを置いたときに相手の盤面に触りづらいため2回攻撃できるのは有難く、唯一2500ラインを2面取れるため割と使う。
マキシマムや究極竜などの大型にも対応でき、ハゴロモが生き残ってると天界戦士を複数展開しやすいため取りやすい。


・ソルシュエール
ダークルーカーと同じく魔罠を触れるカード。
ハゴロモを絡めると天界戦士を2体並べやすく魔罠の除去に有効。
先述した通りデッキのリソースを回復する手段がトレーロしかないため、序盤で引いてしまったキリハリーや手縫いといったカードをデッキに埋め戻せるのも有難い。
ディグレイス同様に天翔変化でも出せるため場が1箇所しか空いてなくても出せるのが強く、思ってるより必要な場面は多い。


・アルティエラ
先攻で出せたらデッキによっては詰む。
とくに同期の闇魔法使いに強く、他のデッキも魔法を起点としてることが多いので余裕があれば積極的に狙いたい。
装備魔法は発動できるのでハーピィには注意。
最近は魔法が絡まなくても2600は取られやすいので安心はできない。


・ドルクムーア
ほぼ使わない。
ブラホの採用が透けて見えるデッキ(ハーピィ、エクスなど)や最近流行りの青眼には狙うと強い。
それ以外はディグレイスの方が有用な場面が多い。

採用を検討したカード



・天翔流麗キメテラス、キメルーラ
個人的な印象はセブンスチャリオット。
デッキコンセプトが先攻での制圧なため噛み合わない。
フュージョン体は強いが素材が弱く、相手の盤面を返すのに貢献しない。
キメルーラの採用枚数を増やすとメインのパワーを下げてしまい、キメテラスは強いがなくても勝てる状況は作れるため今回は不採用。
流行りの爬虫類に採用されてる怨みの散華に怯えず攻撃できる点はかなりのメリット。


・ルーア
ソレイルと対になるカード。
このデッキでカードを落とすメリットがハリキリーしかなく、落ちたカードを回収する手段が乏しい。
手札で天翔変化の素材にできないことも含め不採用。


・秘剣!流麗割撃
一番現実的な魔罠除去手段。
しかしヤメルーラかヤメルーナのどちらかを必要とし、単騎でしか攻撃できなくなるデメリットが大きすぎるため不採用。
貫通ついてるヤメルーラの打点を上げることができると強いため枠があれば1枚入れたいカードではある。


・蒼救の祈り
天界戦士の蘇生が可能。
強いが天界戦士を出す前に引いてしまうと腐ってしまい、フュージョンも含めると事故率が上がってしまうため不採用。
初手にあっても魔将布陣器で戻すことも可能なので採用する価値はある。

ここから先は直近にあった黒炎杯に向けてのマッチ戦での構築や対面ごとの立ち回り。

マッチ戦用デッキレシピ


黒炎杯で使用した優勝レシピ。
コズ杯に持ち込んだレシピからの変更点について。

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