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EPOMAKER EP84の衝撃

8千円台でリアルフォース越え

注文していたメカニカルキーボード「EPOMAKER EP84」が届きました。

軽く叩いた瞬間に、衝撃を受けています。

「これは・・・8千円台でリアルフォース超えた・・・」

ちょっと、この価格でこの打鍵感は衝撃です。

素晴らしすぎる。

EPOMAKER  EP84

キーボードの打鍵感は完全にその人の好み。なので、
「リアルフォースやHHKBの静電容量無接点方式が至高」
という多くの意見を完全に否定するつもりはありません。

ただ、それはこのEPOMAKER EP84を打ってみて、信者のバイアスなしに客観的にトータルバランスをみてから言ってほしい、と思いました。

価格・キータッチ・サイズ。全てのバランスが非常に良いです。
ちなみに、私は赤軸を選択しました。

リアルフォース以上にスコスコ感があります。そして、リアルフォースやHHKB特有の粘り気のあるラバーの感触が一切ありません。一言であらわすなら、

「しっとり感のあるスコスコ感」

とでも言いましょうか。

Windowsマシンではリアルフォースを使っていますが、EPOMAKERに乗り換えることにしました。さようなら、リアルフォース。今までありがとう。

Launchキーボードと比較して


今現在、メインキーボードはSystem76のLaunchキーボードです。EPOMAKERも素晴らしいのですが、個人的にはLaunchが最強なのは揺るぎません。

Launchキーボードとの比較

しかし、Launchキーボードは価格が高いことと入手性が低い事が欠点です。標準スイッチのKailh軸がややタクタイル感が強く、これも好みに大きく左右されます。私は打鍵が強めでタクタイル感があるほうが好みなので、誰にでもオススメする、ということはしません。また打鍵音もやや乾いた感じの大きめな音なので静かなオフィスなどのように環境によっては向かない場合もあります。

その点、このEPOMAKER EP84は誰にでもオススメできるキーボード、という感じです。嫌味のない低周波のキーサウンド。しっとりした打鍵感にマッチした音なので静かな打鍵音が好きな方にもお勧め出来ます。

欠点は?

欠点も挙げないとフェアでないので挙げてみます。少し使ってみて感じた欠点は

  1. ボディがプラスチック

  2. 角度調整が1段階のみ

ですかね。単純に、

「あ、これ、ボディがアルミ製のバージョンがあったらいいなぁ」

と瞬間的に思いました。

リアルフォースやHHKBもそうですが、ボディがプラスチックのものは捻じれが発生しているモデルがあったり経年変化で変色したり弱くなったりします。金属製だと直線の工作精度がまず高い。つまり生産過程で捻じれて微妙なガタツキが発生する確率が低い。

例えば私が購入したリアルフォースは、微妙な捻じれがありました。新品なのに机に置いた時に「ピタッ」とならなかったのですね。ホント、コンマ数ミリ浮いている一角があり、これが打つ度にカタカタ言う。我慢できないので、力ずくで「グイっ」と捻って直しましたが、新品で購入した直後に捻って直すって・・・。
こういう点があるとやはりちょっとテンション下がります。

静電容量無接点式もメカニカルも結構な大枚はたくキーボードなのでやはりボディは高級感も精度もあるメタル製が良いです。(その点では、軒並みアルミ筐体で工作精度にハズレがないAppleのキーボードはそこそこ価格に見合っている、とも言えます。まぁそれでもちょっと高いですけど。)

まとめ

長い間静電容量無接点方式信者でしたが、

  • USB-C対応など、より今どきの設計

  • 打鍵感・デザインなど選択肢が広い

  • カスタマイズ性が高い

という理由でメカニカル派に宗派変えした私です。
その中でもこのEPOMAKER EP84は

  • なんといっても価格が安い(8千円台)

  • ホットスワップ対応(カスタマイズベースとしても良い)

  • 入手性が比較的良い

という点が強力なアドバンテージです。
メカニカルってどうなんだろ?と思っている入門用としても、メイン以外にセカンドキーボードが欲しい方にもオススメできるキーボードだと思います。

参考サイト


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