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xp-penその後


先月、xp-penのペンタブに関してこのようなつぶやきを書きました。その後を書いていませんでしたので、続きです。

結論:Linuxで使うならワコムが良いです。


身も蓋もない結論となってしまいました。

理由1)ペンタブドライバーを毎回起動しないといけない。
理由2)そのペンタブドライバーを常時表示しないといけない。
理由3)期待のホイールがBlenderやZBrushで生かせない
理由4)ペンタッチがワコムの方が良い


などなどが理由です。
理由1・2はちょっと残念な結果でした。ワコムのペンタブはUbuntu Linuxでは標準対応となっていて買ってきて繋ぐだけですぐ使えます。xp-penは繋ぐだけでは使えず、ドライバーアプリを立ち上げる必要があります。そのドライバーアプリも常駐させておかないと使えなくなるのです。これはスマートではありません。ちなみにWindowsやMacではドライバーをインストールしたら毎回アプリを起動しなくても使えます。

理由3。これも期待はずれでした。Blenderでペンタブを使う際にスクロールホイール代わりにズームやベベルの段階設定などのコントロールに使えないかな?と思っていたのですが、まったく反応せず。普通にスクロールホイールとして2Dアプリの「Ctrl+」代わりやブラウジングとかでは使えますが、BlenderやZBrushには特に用途がなく、あまり意味ありませんでした。

理由4。ペンタッチがワコムより感触よかったら使ってもいいかなと思ったのですが・・・ペンタッチもワコムの方が良いです。これは感覚的な部分なのでかなり主観的な部分になってしまうのですが・・・サッサッサッ、シャカシャカシャカ、とスピーディーに彫ったり描いたりする際のタッチがワコムより微妙に遅延する感じがするのです。

いや、本当に微妙な、0コンマのレベルの感触なのですけどね。思い通りに伝わらない感じがありまして。ワコムを乗り継いでずっと使っていたので、その微妙な違いを感覚として感じるのです。

「サッサッサッ、シャカシャカシャカ・・・スーッ、スーッ、スーッ・・・・んー・・・・なんか違う」


という感じです。まぁ、ワコム慣れしているので単に慣れや好みの問題かもしれませんが・・・


まとめ

Linux対応を謳ったペンタブということで期待したのですが・・・残念な結果となりました。それなりのお値段したのですけどね。結局それよりも安いワコムの「Intuos S」に戻ってしまいました。

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