スタッフが使用する"キーケース&財布クワトロ・ブスケット"の経年変化は?
こんにちは。HIS-FACTORYスタッフのリョータです。
これを書いている今、雪が降るのか、降らないのかとビクビクしていますが、寒さによりコーヒーの美味しさは倍増するので前向きに捉えようとしている今日このごろです。。
以前、キーケース&財布クワトロを新しい革のものに変えましたよ!という記事を書きました。
パートナーをクワトロにしてから数年たった今、プエブロからブスケットという革へチェンジ。新しい革の経年変化の様子を見てみよう、という意図の変更です。
ブスケットはまだ取り入れたばかりで、HIS-FACTORYの手元に経年変化のサンプルが少ないんです。なので、自分の手で使用し確かめてみよう!ということですね。
ブスケットってどんな革?
イタリアの【Concieria Puccini Attilo s.r.l.】というタンナーの植物タンニン鞣し革で、ピサ大聖堂の設計者である建築家のお名前【BUSCHETO】から名付けられました。
初めから艶がハッキリしている美しい革です。元々オイルをたっぷり含んでいるため、革を曲げたときなどにオイルが移動して表面の色が変化する「プルアップ」が見られます。
しなやかさと光沢に富み、トラによる個性的な表情も見られます。
代表である中野のブログでも詳細を書いているので、ぜひ合わせてご覧ください。
使用から3ヶ月。まだ大きな差は見られない。
クワトロをブスケット革に変更してから早3ヶ月程が経過しました。
現状を簡単にお伝えしますと、以下の通りです。
見た目はさほど変わっていない。ややツヤが出てきた?くらい。
使用当初からは若干柔らかくなり、扱いやすくなった。
傷は使用の範囲内でついたものがいくつか。
以上を踏まえて簡単に伝えますと、そこまで質感は変わっていないが、使用感はより使いやすく変化している。という感じですね。
ハードな使用の"ロッソ"は渋い変化!
ちなみにHIS-FACTORY代表の中野は、コプリーレのブスケット革、ロッソ(赤)を1年ほど使用していて、それはまた見事な経年変化が起こっています。
リンク先のブログをぜひ見てもらいたいのですが、まぁ渋い経年変化だこと…。
常にポケットの中に入れて持ち歩いていたため、それに合わせた経年変化をしていたのだと思います。
カバンの中に入れて持ち歩いていたら、もう少し緩やかに経年変化になっていたかも。これは所有者の使い方によって変わってくるでしょうね。
あまり急な変化をしないと思われているブスケット。使用環境によってはここまで渋くなるということがわかって、とても面白く感じました!
植物タンニンなめし革は個体差もありますし、使用環境や使い方によって全く別の変化を起こす素材です。
実際に使ってみないと、どの様に変化するのか分からない面白い革なので、この醍醐味は是非皆さんにも味わって欲しいですね。
かわいいブスケット革を選んでみませんか?
ブスケットはカラーバリエーションも豊富ですし、色がそれぞれカラフルではっきりしていますので、他の植物タンニン鞣し革とはまた違ったかわいらしさがあります。
ぜひ自分に合ったお気に入りのカラーを選んで、日常生活に取り入れていただけると嬉しいです!
革工房ショップHIS-FACTORY(ヒズファクトリー)とは?
HIS-FACTORYは、鞄をはじめ財布・名刺入れなどの小物類まで、イタリア製植物タンニン鞣し革を用いてハンドメイドで製作している、すみだの工房ショップです。
隅田川のほとり、スカイツリーが大きく映える空の下の工房で、ひとつひとつ丁寧に製作しています。
工房で製品を作りあげるのはもちろん、お客様へお届けするのも、工房から行っております。 代表: 中野克彦
住所: 〒130-0001 東京都墨田区吾妻橋1丁目16番5
店舗営業時間: 月、木、金 11:00〜19:00 土、日 10:00〜18:00
定休日: 火・水曜日
TEL: 03-5619-1602
FAX: 03-6740-7883
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