身近な人間と死別して葬儀と学祭を一挙にやらねばならなかった1週間を終えて、精神の行き場がなく控室でロッカーに登る獣と化していたわたしを、いつもの面白いかっぱだと笑って見ている仲間たちの中で、おりといで、って机に乗って迎えに来てくれた友だちの顔、忘れない。

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