運動連鎖について
本日もお疲れ様です。今回はキネティックチェーンについて書いていこうと思います。
キネティックチェーン(運動連鎖)という言葉を知っていますか?
これはカラダ全体の「つながり」を指し、
ランニングではクロスモーションという言葉で表現されます。
右後ろへの腕振りと左股関節伸展動作は、ランニングにおける
後方へのキック局面において協調的に機能するべきポイントとされています。
ランニングスピードはストライド×ピッチで決定されています。
効率よく走るためには脊柱回旋+骨盤の逆回旋が必要です。
力は地面から下腿→大腿→殿部→体幹→肩甲帯→上腕→前腕と伝達されていきます(メインキネティックチェーン)
しかし、体幹を中心に上肢と下肢は逆回旋となることで、体幹(腰椎)の安定性を高めることが上肢は肩甲帯、下肢は股関節の可動性を高めるのに役立つと考えられています。。
腹部深層筋→股関節外転筋→肩甲骨周囲筋は分離した個別の強化を必要としているように、体幹、肩甲帯、股関節周囲筋などを個別に強化し、そしてその連結性を高めて、コアを中心に近位から遠位へ連鎖していくキネティックチェーンをサブキネティックチェーンとしてトレーニングすることもパフォーマンス発揮に重要と考えられます。
本日はここまでです。ありがとうございました。
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