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10秒〜経済学

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2020年4月の記事一覧

10秒〜経済学【選択肢過多】
選択肢過多とは、選択肢が多すぎて選択すること自体が困難になり、購買意欲が減少してしまうこと。
選択肢が多いと、意思決定のコストつまりストレスがかかり、情報量が多いほど選択することが困難になります。料金プランがたいてい3〜4つ程度なのはこのためです。

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10秒〜経済学【バンドワゴン効果】
「バンドワゴン効果」とは、大勢の人から評価されている物事に、自分も好印象を抱いてしまう現象を指します。
人気No.1の商品やラーメン屋の行列は「大勢の人の評価が高いものは良いものに違いない」という安心感が根底にあります。

10秒〜経済学
【希少性の原理】
希少性の原理とは希少な(数が少ない)ものほど価値が高いと考えてしまう心理的な現象。商売では数量限定と期間限定で販売することで消費者はなかなか手に入らないと感じ、つい欲しくなります。需要に対し供給を減らすことで、希少性を演出できます。

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10秒〜経済学
【保有効果(現状維持バイアス)】
保有効果とは自分が今持っているものに大きな価値を見出し、手放すことに抵抗感を感じる効果。
☆お試し期間を設けることで一時的な保有効果が生まれ、買ってもらいやすくなります。サブスクリプションモデルではよく無料期間を設けていますね。

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10秒〜経済学
【おとり効果】
おとり効果とは「ある商品を買ってもらうように誘導するために、あえてほとんど選ばれない商品を選択肢として提示する」ことです。
A3000円
B1800円
C900円
 この場合Aはあまり売れません。選択肢が3つの場合、真ん中が売れやすいです。

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10秒〜経済学
【コルコンドの誤謬ごびゅう・埋没費用(サンクコスト)】
コルコンドの誤謬とは費やした費用や労力などを取り戻せないとわかっていながら、それまでの投資を惜しみ、その後の投資がやめられない状態のことです。
・課金したゲームをやめられない
・20分並んだ行列を離れられない

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10秒〜経済学 【プロスペクト理論】 ひとは利益よりも損失に敏感に反応すること。株で利益が出たらすぐに確定し、損失が出たら損を取り戻そうとより大きなリスクをとってしまいます。

10秒〜経済学
【アンカリング効果】
アンカリング効果とは「最初に印象に残った物や数字が、その後の印象や判断に大きく影響を及ぼしてしまう」という効果です。

1000円の値札に赤線を引いて500円とすると、半額になって安いと感じます。

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