コロナ禍の増税1発目:資産売却益税率が2倍、米で株が暴落~バブル崩壊に備え、起業・転職など投資は様子見が懸命

コロナ禍の増税:第1弾として、富裕層の「資産売却益の税率(キャピタルゲイン税率)」を2倍にする提案を、バイデン大統領が準備していると報道された一昨日、アメリカで株が暴落!

 富裕層への増税は、大衆受けする(ポピュリズムな)政策の筆頭で、
政府にとっては「税収確保と、政府支持率」の両方を高める1石2鳥の効果が期待できる。

 しかし、政策としては正しくない。キャピタルゲイン税率の増税は、アメリカで株が暴落したように、株・不動産など資産価格の暴落を招く。 
 資産価格がバブル状態なら、バブル崩壊を招く!

 現在、株など資産価格は、バブルの高値にあり、これを機に、バブル崩壊の可能性がある。バブルは、いずれ崩壊するが、コロナ禍で厳しい今、バブル崩壊を誘導する政策は間違っている。

 欲で膨らんだバブルの崩壊は何時も、税率や金利やキャッシュ総量などの変動が契機となり、世界中に拡がる。 事実、日本の株も昨日、暴落!

 バブル崩壊に備え、転職・起業などリスク投資的な行動は様子見が懸命。
同様に、資産をお持ちの方、キャッシュ・ポジションを高める(リスク投資を減らす)等の対策が必要です。

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