交渉術 最後は脅す

一時期、ビジネス書のなかでも交渉術についての書籍をよく読んでる時期があった。
またアンテナがそこへ向いていたので書籍以外でも人の交渉術を観察したり考察したりしていた。

僕が尊敬する、橋下徹さんの交渉術の話しをしよう。
橋下さんの本や執筆物はよく読むので、その内容が含まれているものもあります。

大阪維新の会は市議会で過半数が無かった為、公明党の大阪の衆議院選挙区は維新から立候補しない事を条件に都構想賛成を求めた

橋下さんの時から、公明党へ都構想賛成を求めるため、何度も脅しをしている様子はまるでヤ◯ザだった。

松井さんは◯区、橋下さんは◯区で選挙の立て看板を設置し立候補の準備をチラつかせ、

橋下さんは「これからの人生は公明党の選挙区へ立候補する為だけに残りの人生使います。」などもう訳の分からない事も言っていた。

結果、大阪の公明党の首根っこを捕まえた様な状態で二度目の住民投票へ持って行った。

只、中身としては公開討論なども形上は維新&公明党VS自民&共産党だが、実質公明党が前向きな姿勢には感じれなかった。松井さんが1人で論戦していた様な状況に思えた。
開票結果も公明党の票が無いとの分析も一部あるようだ。


色々な交渉術などの書籍を読むと、ヤ◯ザ的な手法について述べている物もある。
勿論、違法行為の悪用の為では無く、良い使い方を推奨している物だ。

そこには、たった一つの隙や相手の不利になる事、とにかく一点突破をする事などが書かれている。

「他の事は気にしてない、ウソがあった事を言っとるんだ」など。

会話の中で些細なウソや辻褄合わせなどは誰しもやる。

そうしたモノを取り上げて、「ウソがあった事だけが俺は気に入らないんだ」と有利な立場へ展開していく。

残りの99は不利でも一つのキーワードで有利に立つのだ。

エンタメ的な論破が流行っているけど、言葉一つに重責がある中でのやりとりは誰しもが出来ないと感じる。

短い文章だけど、また趣味や日常の所感など、色々書いていこうと思います。


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