これもか!?と思ったこと

つい先日、仕事である学校アルバムの制作メーカーさんよりまさかこれもコロナのせいかよ!?と唸ってしまうような話が来た。学校アルバムの表紙の中でもビニール製のもの(合皮とか型押しとかそんな感じ)を作っている工場が廃業になったので、カタログのうちビニール製のもの(21種類中14種類、7割じゃん!)は使えません、と言われたのだ。

私はもともと、表紙に関しては早い段階で決定していただくよう学校のアルバム担当先生には話していて、メーカーから8月末が締め切りと言われていたのに間に合うようこの時期にはほぼ決定していたところがほとんどだったので、この話には正直参りました。だって、この生地を使いたいけれどデザイン的に合うかなーなんて今さっき話してた学校もあるんだって!と言いたいけれど、でもなんたって「廃業」ですから、もうどうにもならないってのは念押しされなくてもわかります。

結局その話を担当校のアドレス帳の上から順に話していって、まだ本決まりじゃなかったところは仕方ないねーで終わったのがほとんどだったけれど、メーカーからの連絡で全く在庫がない、と言われたものをどうしても使いたいと言ってきたことろもあったし、それじゃあ似たようなのをほかの工場で探してきてと言ってきたところもあった。まぁ、だよなーそういうご意見は出るよなーとは思ったんだけれど、私もほんの少しだけかじってる感じなんでそこのところがどうなってるのか、今度営業さんが来たら(来れるのかな?)聞いてみたいところだけれど、結局卒業アルバムって1年かけて作るもので、例えば毎月完成品ができるように作っている商品ではないので、今年度のアルバムの表紙って今必ず必要なわけじゃないじゃないですか。で、だいたい夏から秋にかけて表紙の材料や中身の紙ページの素材を確保して冬に向かって印刷して製本するものなんだけれど、どのメーカーさんも工場も見込みの数で生産してるからいきなり全国規模で何万校分もの表紙を作る工場がなくなってしまったら、その分の数をほかですぐ賄えるって話にはならないってことなんですって。

何だかなーと思うんだけれど、どうもこれもコロナ不況が影響してるらしく、海外から素材が入ってこないとか、コロナ感染者が出て仕事に来れないからラインが動かないとか、そういった背景があるとのことなんだけれど自分の仕事のこんなところに影響が来るとは思っていなかったです。

どうにかなる、どうにかする!と息巻いてやってる毎日ですが、ちょーっとだけ大丈夫かな?と心配になってきた。かなー???


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?