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ケモナーの人が見ている世界【Twitterスペース】

先日スペースにて「ケモナーの人が見ている世界」というスペースを開催してみました。僕はスペースをする時にいつも、自分の全く知らない世界のことを聞いてみたいなーと思っていて、その中でも「ケモナー」というジャンルは近年特に、(一般層に見える範囲まで)アウトプットが増えてきているジャンルだと思っていました。

週末の深夜、自分のフォロワーの中にどれくらい詳しい方がいるかは未知数でしたが、最終的にはフォロワーのフォロワーにまで波及して、未知の世界を知るきっかけとなるスペースになりました。スペースの1企画として「知らない世界」というのもありだなーと思わされた回です。

「ケモナー」≠「ケモホモ」

まず前提として知らなければいけないことが、「ケモナー」の中には複数のジャンルが存在するということです。私のTwitterに流れてくる絵とかを眺めていると「筋肉質で野性的な擬人化動物が性的に描かれる」ものが多いように感じます。

しかし、それはケモナー内の1ジャンル「ケモホモ」というジャンルであり、全体を表すものではありません。これは(よく考えたらわかることなんだけど)驚きでした。

ケモナーというテーマで話すとケモホモに寄りすぎるのでは?(危険)という理由でスピーカーに上がってくれた方もいて助かりました(^○^)

ケモナーをはじめたキッカケ?

最初に何をきっかけに始めたのですか?」という質問をしてみました。答えやすいし、その人の特性がわかると思ったので。

予想以上に幅広いキャラクターが挙げられました。任天堂キャラや子供の頃観たアニメキャラが多かったです。上がっていただいた方DMも含めて10名くらいから聞きましたが、意外と被っていなくて面白かったです。

かぶってはいなかったけどキャラクター名が出るたびに「あー」と賛同の声が上がっていたので、ケモ界隈では知名度の高いキャラだったのだと思います。

なぜケモナー作品が増えたのか

なぜ「獣人作品が増えたのか」という話の中で、個人的には面白いなと思った仮説が出たのでご紹介します。

個人間の差(個性)を表す時に、それを人間で表してしまうと直接的な表現になりすぎる(⇨批判があるかもしれない)。獣人で表すとそれが大分マイルドな表現になる

例えば、男性キャラが重いものを持ち上げ、女性キャラがキレイ好きで家事をするみたいな表現は、そうじゃない男性(女性)もいます!という反対意見を受ける可能性があります。

しかし、ゴリラが重いものを持ち上げ、アナグマが部屋の掃除をする。という表現にすればマイルドなのではないか?というもの。なるほど。

そう考えると個性の時代に沿った作品なんですかね。

ケモナーの闇

ケモナー界隈では「ケモナーの闇」というワードが浸透しているようです。スピーカーの人たちも大体知っていたと思います(※検索すれば出てきます)

初めて知った内容ですが、なるほどなという内容でした。

このテーマに関し

「性的なイラストを好む人たち」が、実際の性体験の話になった時に、過剰にオフパコ批判、炎上をする姿に疑問を持つという意見もありました。

デフォルメやファンタジー性の強いケモノに性を投影しつつ自身とは隔絶する、ある種のゲイのホモフォビアのようにも見えることがある。

とのこと。スペース内では明確な答えが出ませんでしたが「性的なケモノ絵に罪悪感が薄いのでは」という内容は以前から僕も考えていたので、面白い意見だなとおもいました。

JMoF・キグルマー・あんこ

「ケモナーは性的なものだけではない」という話もしていたので、最後に記しておきます。

ケモノになりたい人(ケモノ着ぐるみを着て楽しむ人)をキグルマーというらしいのですが、話を聞く感じ「自己表現」としてのケモナーという感じでした。

このスペースで話を聞くまで、勝手に性的なイメージばかりもっていたので、やっぱり当事者から話を聞くのは大切だし、楽しいなと思いました。スピーカーに上がって下さった方的にも、外からどう見られているのか分かって面白かったと言われたので、やっぱ話すって大事だし、面白いですね。

あと、知らない単語のオンパレードになったので、当日メモだけしておいたツイートです。全部はnoteに書ききれませんでした🙇‍♂️

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