苦手とおれ

小学生のとき、地域で有名な【新しい取り組みをする先生】みたいな人がいて、彼女の提案で『ためしてジャクテン』という授業が学校全体で毎週あった。

その名の通り自分の苦手なことをひとつ選んで、同じ苦手を持った仲間と毎週集まって、担当の先生とちょっとずつ克服するプログラムだった。
自分は小4のときに箸を上手く持てなくて、【箸を上手く使う】というのに参加したり、
小5のときに尊敬語、謙譲語が分からなくて【敬語】を半年間、毎週勉強したりした。あと何個かやったけど忘れた


今となっては、食べこぼしは多いけれどまあまあ箸は使えると自負してるし、
仕事でやり取りしている時に敬語も無理なく使えるようになった。


こうやって、苦手というのはある程度克服できるものだと思って生きてきた。


ところが最近、細かい事務作業が苦手なことに非常に頭を悩ませている。
説明が難しいので詳細は省くけど、新しい職場で、上司も多分困ってるくらい、自分の細かいミスでちょっとずつ外の人に迷惑をかけている。

アクシデントが尽きない業種なだけに、なんかあったときの解決策を考えるのはちょっとだけ出来るけど、
できればなんかあったとき、というのは無いに越したことはないし、たとえ万が一なんかあったとしても自分が原因なのがほんとうにつらい、そう思いながら最近は過ごしています。つらいです。


偉くなったら苦手は誰かに補ってもらえるものだと聞いたので早く偉くなりたい(丸投げ)

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