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アーティファクト美術館(プライムAF)

 やっぱりアーティファクトが大好き、楪 霈ゆずりは ひさめです。
 たび、アーティファクト達のフレーバーテキストを丸暗記してる私による圧倒的自己満企画、『アーティファクト美術館』なるものを始めようと思います。この企画はいたってシンプル、私がアーティファクトを舐め回すように鑑賞して解説していくだけです。カードとして性能、フレテキの考察や個人的に好きな所まで、隅々すみずみまで語ります!説明だけは真面目にしますがその他はオタク全開でやっていこうかな、と!
 では美術館を回って行きましょう、栄えある最初primeのアーティファクトはこの子!


○全てはここから

その物体に意志はない。
だが、造られた意味は確かに在る。
絶え間なく進め、進歩せよ。
意志有るものを、越えるため。
その物体に理念はない。
だが、叶えるべき理想は確かに在る。
放たれる光は、発展の証。
意志有るものは、全てひれ伏す。

 原初のアーティファクト、プライムアーティファクトちゃんです!最近はトークンとしても登場機会が少なくて、アンリミでも見ないので覚えてない人も居るかもしれないアーティファクト。そんなちょっと忘れられがちなこの子、実はアーティファクトの根幹こんかんを知れるちょー重要なカードなのです!

○説明

 プライムアーティファクトは第8弾カードパック「起源の光、終焉の闇DBN」にてトークンカードとして登場。名前にかんするプライムは英語表記でprimeであり、「最上な、初期の」という意味がある。アーティファクト•カードとしては6番目のカードだが、実際のシャドバ世界内では最初に作られた、乃至ないし最初に到来したアーティファクトと考えられる。
 また、別のカードのイラストに採用されることも多く、アーティファクトを代表していると言える。

○イラスト

○進化前

 原初のアーティファクトと言うこともあり、全体的に古いような印象を受けるプライムちゃん。その身の頂点には正八面体を横から切り、2つに分けた正四角錐を持つ。八面体かどうかは主観だけど、ほとんどのアーティファクトがシンメトリーな形をしているので恐らくだとは思う。とても美しいです、恍惚こうこつとしてしまうわぁ……!
 またその2つの正四角錐の間には装飾を施したリングが存在する。下の方には攻撃力が高そうな部品がある。個人的な予想だけど、あれでバランスとか取ってるんじゃないかな…。必死にバランス取るプライムアーティファクトとか萌えるわ。
 更にプライムアーティファクト自身の周りにも盾のようなものが浮いている。何の為にあるのか検討もつかない。普通に盾じゃね?
 ちなみに空からプライムアーティファクトに注ぐ陽の光、雲の形が明らかに不自然なので多分この雲の切れ目の部分を突っ切ってプライムアーティファクトはやって来たんだと思う。


○進化後

 進化前から一変して、色や姿がかなり変わる。上述の正八面体から衝撃波を出しているような描写が見える。進化前の青い光のリングはあかいリングに変わり、2つの浮いた正四角錐の中心も煌々こうこうと輝きだした。格好良い…!
 空中に浮いているものも増え、盾っぽいやつだけだったのが、剣の様なものもただよい始めた。下部の装飾もかなり派手になり、ほるもかな人間ごときすぐ消せそう…!そのまま人間滅ぼしてくんない?
 進化前進化後に共通して、上部の正四角錐の一番上の頂点と、下部の先端から光を射出している。これ、なんなんだろ?

○フレーバーテキスト

○進化前

その物体に意志はない。
だが、造られた意味は確かに在る。
絶え間なく進め、進歩せよ。
意志有るものを、越えるため。

 意思は無いらしい。遠回しに意思疎通が不可能であることを暗示してるんだと私は思ってる。
 意思有るものは当然人類の事だと推測出来る。それらを超えるため、人類を消し去りアーティファクトの楽園を創る為、それがプライムアーティファクトが造られた意味


○進化後

その物体に理念はない。
だが、叶えるべき理想は確かに在る。
放たれる光は、発展の証。
意志有るものは、全てひれ伏す。

 理念は無いらしい。プライムアーティファクトが持つ理念はアーティファクトの楽園、イラストの解説にも記述した光は発展の証。
 アーティファクト達の最終目標は最初のアーティファクトから伝えられていた。れを踏まえると、今後のアーティファクトのフレーバーテキストも見る目が変わるかもしれない。

○性能

○進化前(7/5/5)
ラストワード
自分のターン開始時、プライムアーティファクト1体を出す。
○進化後(7/7/7)
進化前と同じ能力。

 お世辞にも強いとは言えない…。ラスワで自身も出すとは言え、それが自分のターン開始時だから疾走はしることも出来ないし…。相手のターン終了時ならまだマシだったのにね…。
 登場当初は切り札的な立ち位置だったらしいけど、今はパワー不足だしそもそもプライムアーティファクトを出すカードも少ない。
 2pickなら無限リソースだから強いのかもしれない…でも最近変身とか消滅とか多いし活躍の場はもう無いかもね…。
 ほぼ古参なアーティファクトなんだから…アッパーされても良くない?

○関連

◯アーティファクトインパルス

ようやく壊れたか、てこずらせやがって。

 プライムアーティファクトは描かれているけど、このカードからプライムアーティファクトが出てくることは無い。出たがりなプライムちゃん可愛いね。
 ところで、そこから電撃なんて出す事出来たんだ。このフレーバーテキスト的には破壊寸前だと思う。自らの命を犠牲にして未来ある後輩アーティファクトを守るその姿に見蕩みとれてしまいそう…。

◯アーティファクトの同調

鋼の震えは、彼らの言の葉。
吐息よりも遥かに遠く。響き、繋がる。

 映るはプライムアーティファクトとエンシェントアーティファクト。このカードからこの2つのアーティファクトが出てくることは無い。この子達の同調で他のアーティファクトを呼び出している…みたいな感じかな?

プライムアーティファクト「分かる。」
エンシェントアーティファクト「それな。」

 こんな会話してるのかな。だとした萌えすぎなんだけど?

○総評

 性能としては余り良いものとは言えないけど、アーティファクト達の全てが始まりとも言えるプライムアーティファクト。原初のプライムアーティファクトな訳だけど、一体誰の手によって造られたのか、将又はたまたどの様にして完成されたのか、未だ明確な描写が無い故にアーティファクト自体の起源も分からない。ただ…登場したカードパック名が「起源の光、終焉の闇」だから、いつか分かるのかも…知れない…。

○最後に

 ここまで読んでくれた貴方は相当な変態物好きだと思います。良くもまぁこんな自己満記事最後まで読みましたね…。
 にもかくにも、『アーティファクト美術館』は私が語りたいアーティファクトが無くなるまで続いていくので、それに着いて来れる猛者もさが居るなら、いつか私とアーティファクト談義をしましょうね。


 さて、次はどのアーティファクトを精査しようかな?

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