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サツキマスを釣ることは、、4

海から母川へ戻り、恐らく汽水で真水に身体を順応させた後、サツキマスは川を遡上する
フライフィッシングは形から入ったけれど、その後は釣り方や魚の習性や一生をたくさん勉強した
取り巻く環境や河口堰、JITTERIN'JINNの「サツキマスの唄」も釣り絡みで知った

遡上するとサツキマスはゴハンを食べなくなる
ひたすら子孫を残すためだけに産卵場所まで遡上する

釣り雑誌や本などにも記述があり、サツキマスの一つの説なのだ
でも4月頃から遡上を始めて秋の産卵まで、お腹がペコペコになるのは間違いない、、ヘトヘトで成魚の営みどころの話ではないはず

ならば何故小魚を模した疑似餌で釣りをするのか?
これもよく言われることなのですが、サツキマスの近くというかテリトリーに疑似餌を放り込むと、サツキマスが魚(疑似餌)を威嚇するという説
魚のため手ではなく口を使うので、疑似餌に噛み付いたときに針掛かりする
延竿釣りのミミズでも同じ様なことを聞きます

桜が散り水温の上昇とともに稚鮎が遡上を始めます
流れのカケアガリ沿いに黒い帯状の稚鮎の列、、天然遡上の鮎
サツキマスは稚鮎の遡上とともに釣れ出すとも言われ、その時期から外道として50〜60cmの鱸(シーバス)も釣れます

私の狭い情報源で聞くのは、釣ったサツキマスを捌き胃袋を調べると内容物がほとんどないらしいということ
食べてないのを納得したりもするのですが
ひょっとするとサツキマスは本当にお腹が空いた時に最小限の捕食するのではないか?
消化して胃袋に何もなくなったら食事っ
小魚を一匹食べたら一瞬の時合はおしまい
釣れたルアーはそのタイミングの一匹の小魚だった
サツキマスやサクラマスにしろなかなか釣れない理由のひとつなのではと
このようにほざく私の考えは、他の釣り師では常識だったり、みんなが薄々感じてることだったり間違いなのかもしれません

サツキマスは大潮の日に釣れる、、本に書いてありました
やや都市伝説系の匂い
宮川も意外な所まで海水が入り、満潮になると浅瀬の水嵩が増します
稚鮎などの遡上生物は満ちる潮に背中を押され、楽々と瀬を越していくんじゃないかな〜と想像してます
稚鮎が動くからサツキマスも動く、動くと腹がへるので稚鮎を食べる
、、と書きながら勝手に納得!?
情報と自分の思い込みで変に拗らせないことを願うとしましょう
ますます釣れなくなるので。

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