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サツキマスを釣ることは、、3

広い本流を探るうちに延竿に不満を感じたのは、ルアー釣りとでは釣る範囲が違い過ぎるから
悪い意味ではなく「飛び道具」
狭い範囲で粘るよりも広く手返し良く探る
何処にいるのか分からない魚を釣るには、、、ってずーっと思ってたんですよね
、、そして延竿を置くことにしました

後で分かったことなんですが
30cm位のアマゴをルアー竿で掛けると、リールを巻いてあっけなく魚が寄ってきてしまいます
延竿では何度も流れに突っ込まれ、弓なりの竿と糸鳴り、魚の感触がダイレクトに響くスリリングなやり取り、、
まあ使用するハリス、道糸のサイズにもよるのですが
延竿には趣きがありました
とにかく40cm以上、釣れればいいんです

ルアー釣りを始めるにあたり
汎用の7ftルアーロッド、2000番の安価なリール、300m巻で売っている8ポンドナイロンラインをルアーに直結
ルアーは釣具屋のアドバイス通り、70mmシンキングミノー(これはちゃんとしたトラウト用)鮎カラーを軸に5個程、、最初に揃えたもの
ちなみに基本的に道具は現在もあまり変わっておりません

一匹目との出会いは早かったです
宮川下流で鬱蒼とした木々と背の高い草を掻き分けて辿り着いた先に岩盤の続く流れがあり、前々から目を付けてた場所
確か4月半ばでかなり減水してる中で一箇所白泡の立つ所があり、流れが直角に岩盤にぶつかるええ感じのポイント
シンキングミノー(リッジ70S)を結んで、今思えばダウンクロスだったんでしょうね
ポイントの上流側から岩盤際へ投げて、白泡へ向けて無茶苦茶速くリールを巻いていたような気がします
、、ブルブルッ、、魚のバイトとも分からぬまま水面へ飛び出した獲物
泣き尺29cmの銀化アマゴ
魚体から察するにシラメ、どこかでは海へ行かないサボリと呼ぶそうで
熊野方面ではサツキマスのことをノボリと申します
あくまでも私見なので、本当は小さめのサツキマスって呼びたいところなんですけどね
2匹目をと粘りたかったのですが、不慣れのため先程釣れたルアーを岩盤に当ててリップが折れたりロストが続き、この日はこの一匹だけでした

29cm小さいけど野性味のある面構え

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