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ワカサクラ姫ハナコの不撓不屈#4

数多功績認められ氷川神となり、世を治めていったソサノウさん。
イナタ姫と結ばれ、八王子に恵まれます。

①オオヤヒコさん=五十猛さん。
②大屋(オオヤ)姫 → 和歌山 大屋都比賣神社祭神。
③柧津(ツマツ)姫 → 和歌山 都麻都比賣神社祭神。
④事八十神(コトヤソ)さん → 伏見稲荷大社・四大神。
⑤大己貴・オホナムチさん → 初代大物主、カル君(日隅君・津軽君)。
⑥大歳倉稲魂・オオトシクラムスビさん → 竃尊オキツヒコさんの父。
⑦葛城一言主・カツラギヒトコトヌシさん → 勝手神、天津赤星兄弟の父。
⑧須勢理(スセリ)姫 → 奈良吉野 大名持神社祭神。

奥さんのイナタ姫は、ヒルコさん(初代下照姫・初代高照姫/アマテル神、ソサノウさんの姉)に八雲琴(六弦琴)を教わるなど、可愛がられたようです。

わが国初の日本酒製造を成したとされるスクナミさん(スクナヒコさんとは別の神)がモモヒナキさんに初めて酒を献上し、

その功を称えられササナミ(酒熟み)の神の名を賜ったといいます。
今も滋賀近江八幡の沙沙貴神社さんに主祭神として祭られるようです。

で、初の日本酒がササナミの神、スクナミさんなら、初の搾り酒を出雲の地で造ったのがソサノウさんであるといいます。
良い方向に向いていったようですね。

アマテル神やヒルコ姉さんの想い、ホノコさんの温情が巡り巡ってそうさせたのかもしれません。

さて、肝心のワカ姫ハナコさん。
慈しむべき、不運のプリンセスはどうなったのか。

姉セオリツ姫ホノコさんの祈りは通じ、この世に再び蘇ったのか、
そのまま絶命してしまったのか。
つづく


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