かねちのこと

 イグジットの兼近さんが、今月の11日に33才になった。兼近さん発信(!!)の『かねち----お誕生日おめでとう!ず---っとず---っと応援してるよ!』のツイートに、ファンの方たちからのお祝いリツイートが数多く並んでいた。


 兼近さんは、結婚も親になることもしないらしい。未成年のときに、売春の斡旋をして相手の人生を狂わせたからだという。彼女たちへの、せめてもの許しのために足枷を課しているとか。


 懺悔。それは分かる。傷つけてしまった相手に最大の謝罪と行動にでる。わたしもそうする。かといって、懺悔と足枷は違う。足枷は彼女たちを救わない。それを望まないひともいるかもしれない。たとえいたとしても、懺悔で彼女の過去は消えない。  別のことで、例えば金銭で償ってほしいと言うかもしれない。


 やめてよ、ざんげなんてしたって、あたしにはおもいだけ。どんなにゆうめいになってもあたしはぜったいにすきにならない


 いま出会っている誰かが運命の人かもしれないし、3秒後に会う誰かが運命の人かもしれないのに。兼近さんが結婚しないと宣言したことで、その人は一生独身かもしれないのに。

 前言撤回してもいいじゃんか。2人の幸せのために、結婚したいです、親にもなりたいですって公言したらいい。