こども相談室

「それでは次、大人気企画『こども相談室』です。小学生のリスナーのみなさんのお悩みに答えるというこの企画、今回もたくさんのご応募いただきました。ありがとうございます。さっそく一人目の相談者さん、健斗くんに電話つながってます。健斗く~ん」
「こんにちは」
「こんにちは~、健斗くん。さっそくだけどどんな相談かな?」
「最近、お父さんとお母さんからよく『次のクリスマスはなにがいいの?』って聞かれるんだけど、サンタさんにもらうプレゼントを親に言っていいのか悩んでます」
「ハハハッ!うわ~おもしろいね!確かにそうだよね、サンタさんから聞いてくるべきだもんね?」
「うん」
「たぶんだけどさ、健斗くんがほしいもの、お父さんやお母さんがサンタさんに伝えてくれるんじゃないかな?」
「チクるってこと?」
「いやちがうちがう。健斗くん子どもだから大人の人がサンタに言わなきゃなんだよ、きっと」
「・・・・ぼくはお父さんがサンタじゃないかって最近思ってます」
「・・・・・それはどうだろう」
「こないだクラスの佐々木くんから『オマエまだサンタ信じてるのか?サンタは親だぞ』って言われたんだ・・・」
「・・・・・」
「なんでみんなウソつくのかな?」
「・・・・ウソ・・・ではないかな」
「そう?・・・・この話をお母さんにしたら『それをラジオのDJさんにしなさい』って」
「・・・・・」
「『ステッカーもらえるよ』って言われたんだ」
「・・・・・・・」