NASのファイルを開く際、保護ビューを表示させない方法
NASなどネットワーク上のExcelファイルなどを開く際、保護ビューが毎回表示され、いちいち許可のクリックをするのが面倒な場合の対処方法3つ。
1.保護ビューをOFFにする(ありがちな方法。セキュリティ低下が心配な方は2以降の方法で)
Excelで、「ファイル」⇒「その他」⇒「オプション」⇒
「トラストセンター」⇒「トラストセンターの設定」⇒
左側一覧から「保護ビュー」⇒「インターネットから取得したファイルに
対して、保護ビューを有効にする」のチェックをはずす。
2.NASへ接続する際のネットワークパスをIPアドレスから名前に変更する
1の方法だとセキュリティが甘くなってしまうのでは??なんて懸念される方はこちらの方法で。名前解決なので繋がらない場合もありそうですが。
現在接続する際のショートカットのパスが「\\192.168.1.200」とIPアドレスになっている場合、パスをネットワークBIOS名(「\\nas」など)に変えることで保護ビューの警告が出なくなります。
《BIOS名(フルコンピュータ名)の確認方法》
コマンドプロンプトで「nbtstat -A "NASのIPアドレス"」と入力しEnter。
3.ローカルイントラネットのゾーンにNASのIPアドレスを追加する。
この場合はショートカットのパスはIPアドレスのままで大丈夫です。
「コントロールパネル」⇒「インターネットオプション」⇒
セキュリティタブ ⇒「ローカルイントラネット」を選択し、右下の
「サイト」をクリック ⇒「詳細設定」⇒ NASのIPアドレス(192.168.1.200)もしくはネットワーク全体(192.168.1.*)を
ゾーンに追加する。