全体設計が無いとWEB集客はうまくいかない。

どんなに高性能な住宅が作れようと、どんなにコストパフォーマンスの良い住宅商品を提供出来ようと、満足度を高めたアフターサービスが出来ようと、お客様を連れてくることが出来なければ、何の意味もない。

そのルームツアー動画、何の為にアップしているんですか?

そのインスタ投稿、お客様のどんな行動に繋げようとしているのですか?

みんながやっているから?
広告業者が提案してきたから?
VC本部が推奨しているから?
バズる為?(再生数でお金を稼ぐならそれはOKですが・・・)

で、それを見た顧客は、期待通りの反響・行動をしてくれていますか?

イベント集客が目的なら、期待以上に来場してくれていますか?
資料請求が目的なら、期待以上に資料請求がされていますか?

SNSの投稿、もしくは広告を見た自社のお客様予備軍は、
どんな気持ちになって、どんな行動を採ってもらおう。という目的がありますか?
その目的を達成する為の構成になっていますか?

媒体の特性を理解しよう

顕在客に対するSEO対策(HPやLP) と、潜在客に対するSNS発信 

そもそも、お客様予備軍は、大きく2種類に分類できます。
1つは『顕在客』今既にマイホームの作り手・パートナーを探している状態
そしてもう1つは『潜在客』漠然といつかは。程度で具体的な行動は何も起こしていない状態。

顕在客は、今、作り手を探している状態ですので、そういう方が探している情報、具体的にどんな会社で、どんな建物を作っていて、自分たちに最適な提案が出来る能力が有るのか分かって、どんなものがどれくらいの費用で、どのくらいの期間で作れるのか分かって。
という具合に、情報がしっかり網羅されるようにSEO対策をしてHPの検索、閲覧をしてもらえるようにします。

一方、潜在客は具体的な事は考えていません。
Instagram等を見ながらあーいいなぁ。素敵だなぁ。好きだなぁ。これは無いなぁ。なんて、流し見をしています。時々、気になるデザインなり、間取りなり設備の写真を見つけたら、ブックマーク等にスクラップされて、
「これで、いつか素敵な業者と出会った時にイメージを伝える事が出来るね。」程度の扱いをされる事が関の山。

見学会のイベント情報を見ても、公開されている現場の写真を見て、「ふーん。」
○○工法の投稿や広告を見ても、「へーえ。そんなの有るんだね。」で終わる事が殆ど。 

だから、SNS集客が上手くいかないのです。

契約済みのお客様のアンケートでは、契約までに訪問した会社の数の平均は2-3社(統計元にも依ります。が、1社しか行かないお客様が3割を超えています。)

お客様を連れてくることが出来なければ、つまり、マーケティングが出来なければ、会社は早晩、解散・廃業に向かう事になります。
と、言うほど、マーケティングは工務店にとって重要な事なのです。

工務店の方は、○○工法だとか、○○性能だとかには熱心に勉強される事が多いのですが、一番肝心なマーケティングについて、関心を持ち、しっかりと勉強されて実践している人があまりにも少ないです。

一番大切なのに。。。

集客を思うがままに創り出す
WEBマーケティングの全体像


WEBマーケティングの全体像

実は、月額40万円以上のコンサル契約を頂いているクライアント様以外にはお見せしないWEBマーケティングの全体像を今回特別に公開します。

わざわざ、FBやインスタからnoteまで飛んできてくれている方なので、きっと耐震性の高い住宅を提供されている良い業者様だと信じて(笑)

Instagramの位置づけ(感情目的と行動目的)がこれ↑なのではっきり言うと

Instagramでルームツアー動画を流したり、モデルハウスオープン情報、完成現場見学会情報を、不特定多数を対象に、公開する事にほぼ意味は有りません。 偶然以外結果につながりません。

投稿を投稿広告にすれば来場予約が増えるのではありません。
広告費用を多く支払えば来場予約が増えるのではありません。

図の様に全体像が計画できていれば
Instagramの投稿価値は、ブログもしくはyoutube等、顧客教育の場に飛んで行ってもらう為の、豆知識、豆情報の発信だけで良いのです。

余談ですが、貴社のInstagram、フォロワーって殆ど建設業関係業者じゃないですか? その人に自社の手口を全部見せて、いいね!が多いって喜んでいる場合ですか?💦

これが全体像

文字編

Instagram=気になる情報提供→blogやyoutubeでより為になる情報提供→更なるクローズドな為になる情報や、個人的な相談を受ける為、LINE(公式)に登録→よりプライベートな相談受け、プライベートなお得情報を提供(ありがたい。博識、頼りになる)→いつかはこの会社・この人にお願いしたいなぁという気持ちになってもらう→LPファンイベント告知(LINE登録者限定)見学会で会ってみたい。を実現→お客様のタイミングで商談、お願いされる→契約以降略→この会社・人の考えは多くの人に知らせたい→ロイヤルカスタマー育成 循環する内に紹介が増え続け、行列のできる工務店へと成長

全体像の中で、それぞれの媒体がそれぞれの役割を持ってマーケティングが機能します。

今日の内容を、実践してみて下さい。
必ず、結果がよくなります。

LINEリスト、ロイヤルカスタマーリストをどれだけキープしているか、有用なリスト化していく事が出来る事で、このリストにこのくらいの集客告知をすれば、この程度の予約来場は見込める。そうするとその内7割は契約検討に動く。という風に、能動的に受注を創り出せるようになります。

繁盛店は意識的に創り出すことが可能です。


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