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本を読みながら『本物の気づかい』を振り返ってみる。

皆さん、こんにちは。
1冊の本から、ホテル業に関わる方がホテル運営、経営を見直すきっかけ作りをするホテルコンサルタントの大岡啓之です。

こちらのnoteでは、私自身が20年間のホテルマン生活から培ってきた経験や身につけた知識からビジネスマンの明日につながるヒントになるよう投稿しています。

過去の記事はこちらです。

ホテルにお勤めの方、仕事で関わっていらっしゃる方が一冊の本から普段の仕事のヒントになるよう投稿しています。

本日のテーマは「気づかい」。ホテルにお勤めであれば、「気づかい」は当然のことできていると思います。そこで更に質問をすると、ご自身が考える気づかいの定義やポイントを他の人に説明することができるでしょうか?

そんな時に読んでいただきたいのがこちら。

『本物の気づかい』

2020年12月18日よりディスカバー21から出版されたこちらの一冊。
著者は井上裕之先生。北海道帯広市で歯科医としてご活躍になりながら、世界初のジョゼフ・マーフィー・トラストの世界初の公認の潜在意識のグランドマスターでいらっしゃいます。

本書の構成は以下のとおりす。

第1章「なぜ好かれる」気づかい
第2章 「人間関係がうまくいく」気づかい
第3章「ワンランク上」の気づかい
第4章 「プライベート」での気づかい

「気づかい」と聞くと、特にホテルやレストランなどの業種にお勤めの方ならば目の前のお客様に向けての行為と考えがちですが、もっと深いところに意味があります。

「相手によろこんでもらいたい」「幸せになってもらいたい」と考え、行動に移している人は成功するのです。
どんな商品やサービスの勝ちにお客さんがサービスの価値にお客さんがよろこびを感じてくれれば、うまくいきます。

相手を喜ばせるためにあるのが「気づかい」なのです。

「なぜか好かれる」気づかい

ホテルにお勤めの方が読んでいただきたいのは、第1章の「なぜか好かれる」気づかい。その中でも35ページからの「ありがとう」は魔法の言葉は必ず読んでいただきたいです。

「ありがとう」という言葉は、ホテルの現場であれば、お客様がお帰りになる際にかける言葉の一つだと思います。

実は「ありがとう」を言った分だけ、当事者同士の関係が良好になり、今後更なる深い関係を結ぶことができるのです。

例えば、「ありがとう」をいうだけでなく、

「相手のお名前」+「感謝する事柄」+「ありがとう」

この言い方に帰るだけで好感度が上がりますし、

「ありがとう」+「嬉しい気持ち」

を伝えることで相手も更に喜びます。

著者の井上先生は自己啓発の一環としてプロトコールなどのマナーも徹底的に学ばれているそうです。だからこそ、言葉に説得力がありますし、具体例が豊富なので、マナーブックとしても使えます。

まもなく2021年の幕開け。一度ご自身の気づかいを見直してみてはいかがでしょうか。

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