見出し画像

【読書メモ】新聞記者

今日は『新聞記者』を読了。

著者は望月衣塑子さん。現役の東京新聞の記者さんです。

こちらの話は2019年夏に公開された映画『新聞記者』の原案になった本。先日、日本アカデミー賞も受賞しているのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

社会部の新聞記者が首相官邸とメディアの暗部に切り込んでいくサスペンスが本来のあらすじですが、1人の社会人としての生き方として学ぶことがあると思います。
著者の望月さんは二児の母親でもあるのですが、そんな中でも取材をされ、動けない自分にもどかしさすら感じていたそうです。その後、そんな姿を見かねた上司が新たな仕事を提案します。身重なのにとかお子さんがいるのにとか単純なことを言うのではなく、仕事に対し、使命を感じ、仕事をし続ける姿にあります。だからといって女性の育児や育児休暇などに何かを言いたいのではない。1人の人間として、仕事する姿に心を打たれました。

熱い思いで仕事をしたい、と思う時にご一読ください。

「新聞記者(望月 衣塑子)」 https://www.amazon.co.jp/dp/4040821912/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?