【読書メモ】働き方
今日は『働き方』を読了。
著者は稲盛和夫さん。ご存知の方も多いかと思いますが、京セラの創業者で名誉会長。またJALの経営再建時の立役者としても知られています。
稲盛和夫さんがお考えになる働き方の本です。この本のキーワードを1つ挙げて欲しい、と問われたら私は「完璧主義」と答えると思います。それは稲盛和夫さんのエピソードにも書かれていて、フランスの大手メーカーのトップが来日。稲盛和夫さんと面会された時の話。フランスの方は「ベストが大切」と言ったのに対し、稲盛和夫さんは首を縦に振らなかった。それはベストは個人的な基準でどんなことに対してもベストと言えるが、パーフェクトは相手が求めていることに対してのこと。またそれ以上上はないというところまで突き詰めたもの。この件は正直痛かったです。
好きなことで起業、副業と言われると好きなことを何でもやっていいという風潮になりがちですが、まずは与えられた環境、仕事をきっちりすることからですね。
自分に喝を入れたいときにご一読ください。
「働き方」https://www.amazon.co.jp/dp/4837923100/
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