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東京と埼玉のどちらに住むべきか(もらえるお金の比較)?

この記事では東京と埼玉のどちらに住むべきかについて、経済的な側面からまとめました。

私は30代の2児の父親であり、もうすぐ第三子が生まれる予定です。職場は所沢にあり、上の子が小学校に入学するのを機に家を買おうか検討しています。


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2023年度から東京都独自の施策で、子供一人あたり毎月5000円がもらえる制度になります。しかもこの施策は所得制限がないため、児童手当がもらえない1000万円以上の収入がある家庭でももらえる嬉しい制度です。
我が家の場合はこどもが3人おり、7歳、4歳、1歳からもらえはじめるとすると単純計算で252万円ほどの収入増となります(2025年から給付される計算)。252万円は結構大きな金額で引っ越すモチベーションとしては無視できない金額です。

高校無償化

2024年度から東京都は私立高校を含めて実質無償化の方針を示しました。
対象は都内在住の生徒・保護者であるため、東京都に住んでいれば恩恵を受けられます。
私立高校の1年あたりの平均授業料は、東京都で47万、埼玉県で38万。東京都のほうが9万円高かったが、高校無償化により圧倒的に東京都に住む方が子育てにはお金がかからない計算となります。
子供3人を高校に通わせた場合の試算結果は以下になります。

高校授業料の比較

埼玉県在住で3人の子供を高校に通わせると、最大で342万円かかるのに対して、東京都では私立でも高校でも0円。埼玉県でも将来的には無償化する可能性もありますが、少なくとも現段階では圧倒的に東京都在住が有利です。

会社補助

うちの会社では埼玉県と東京都の物価等を考慮して、東京都に住むと毎月15000円手当が増えます。そのため、この制度があと20年続いてくれれば
単純計算で360万円の収入増が見込めます。会社があと20年続いてくれる保証はどこにもないので、参考程度にとどめておきます。

家賃

家賃は東京の中でも23区内か区外かで大きく違います。23区内で家族5人で住もうとすると、最低でも賃料は20万円程度を見込まないと厳しい現状があります。
幸いにも職場が所沢のため、東京の西部であれば賃料はほぼ埼玉県並のところもあります。具体的には、東村山市、稲城市、東大和市などのマイナーな場所です。

まとめ

東京都と埼玉県でもらえるお金の違いは以下の通りです。

子供を3人育てる場合の比較

東京都は+600万円に対して、埼玉県では-342万円という結果のため、トータルでは1000万円近い金額がかわることなります。
以上より、物価や家賃を考慮すると、東京の西部に住むのが最適解になります。
なお、今回は児童手当や保育料負担は埼玉県と東京都で大きな違いはないため、比較対象外としています。



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