見出し画像

僕の本業。

よくされる質問としてひろゆかないさんは「何の仕事をしてるんですか?」というのがあります。

サングラスかけて朝昼夜土日関係なくウェブカメラに向かってペラペラ話し出すし、髭も生えてたり謎だ…と思われるだろう。

YouTubeライブでも僕の仕事についてはおそらく話したことは未だにない。

ただ僕の仕事は人に感謝されるありがたい仕事。最近は全盛期ほど行ってはいないがこの仕事を始めて10年が過ぎた。

僕は「施術者」だ。もともとマッサージいわゆる、リラクゼーションが好きで20歳前後の若い頃から今でいう「ほぐし屋さん」みたいなところに行っていた。

23歳ごろ、都内でバーテンダーをやりながら悶々としいた。このままじゃあまずい。子供もできたしいい加減将来のためにどうしていこうと。とにかくその時の僕は貯金などなかった。色んな業種を考えた時によく行っているマッサージ屋がふと思い浮かんだ。

当時は今主流になってるような60分¥2,980のほぐし屋さんなんてなくてラフィネとかてもみんが主流でまだまだ10分¥1,000が当たり前だった。ベットとタオルと自分の腕で成り立つなんて初期投資も掛からないし何て儲かる商売なんだ!と当時のアホなリボ払い20万を抱えていた僕は思い、奥さんに相談。


俺、セラピストになるわ


思いつきで行動する僕はマッサージ師になるわ!そして将来独立して店をやる!

口だけは一丁前なのはその当時から変わらなかった。奥さんはダラダラとバーテンダーをされるよりはマシだと思ったのか「いいじゃん。やれば?技術はどこで習得するの?」

すぐさまインターネットで検索して色々あったが、小さな会社に辿り着いた。そこは鍼灸•あん摩指圧マッサージ師の国家資格を持った社長が直々に指圧やボディケアを教えてくれ、そこからその会社の運営しているリラクゼーションサロンや整体院で働かせてもらえるという環境だった。

柔道整復師やあん摩指圧の国家資格は3年の通学とおよそ500万の資金がいる。そんなお金も時間もない僕はこの小さい会社のスクールに入り、この仕事をスタートした。

この社長は当時40歳くらいだっただろうか。イケメンでコミュニケーション能力が高く今思えば施術の内容もレベルが高く、ここに入って良かったと今でも思っている。この業界も言い方は悪いがある程度カタチになったら最初はお客さんで練習するような状態にはなってしまう。

色々経験させてもらった。新店舗の立ち上げや商業施設内の店舗の運営など。そこで働いて2年経ったころだろうか。基本ズバリ言ってしまうがエステやリラクゼーションなどの業態に労働基準を完璧に則っているような会社は思いつかない。

細かい話は割愛するがそうでもしないと利益が確保できない。参入障壁が低いから色んな会社が参入しており、当時も街を歩けばマッサージ屋だらけだった。

飲食などに比べて初期投資がかからないからだ。ただそのかわり月の純利益も数十万が良いところだ。それでも赤字でなければと参入してくる。

そしてこの業界も陥ったのが人員不足だ。何時間も人の身体を揉み続けるというのを想像してみて欲しい。単純にしんどいと思うだろう。ただやってみるとそうでもない。人に感謝される素晴らしい仕事だ。

ただ給料は安い。サービス残業、休憩無しなんかこの業界で働いている人には当たり前だ。ボーナス?有給?なんすか?レベルなのだ。僕も色々嫌気がさしてその会社をやめてフリーランスになり出張で整体をやったり近所の温浴施設なので施術を行ったりしてのんびり暮らすこととなる。それが当時27歳くらいだっただろうか。

ダラダラとマイペースで働いていると、とある会社からお声がかかった。社員400名以上、アルバイトの方などを含めると1000名以上が働いている企業だった。今はそちらでエステやリラクゼーション、整体などを担当させて頂いている。

リアルに将来は新宿でリラクゼーションサロンベーシックインカム〜肩凝るのやめてもらっていいですか?〜

などをオープンしているのだろうか。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?