【初めてのAWS】構成管理をする

AWSを初めて導入する運用管理者の方々、日々の業務お疲れさまです。今現在、慣れないAWS移行プロジェクトに悪戦苦闘していたり、日々の運用に手こずっておられる方もいられるのではないでしょうか。そんな日々苦労していらっしゃるAWS運用管理者のために少しでもお手伝いができたらと思います。

Configの紹介

せっかくAWSを導入したのだから運用に関わる手間を軽減させたいなんて思いませんか?
「上手に構成管理したい」
「手作業のパラメータ作成をなんとかしたい」など。
正直、私はすぐにでも運用管理の手間を軽減したいと思います。

そんな私と同じように考えているAWS管理者の方々へ
おすすめのサービスを今日はご紹介します。

『AWS Config』

AWS上の構成管理の手間を減らせたり、
システム変更時に発生する煩わしい準備やストレスから開放され、
結果てきにAWS運用の負荷を減らすことができます。

数クリックポチッとするだけで煩わしいシステムの構成管理から開放されるとても優れたサービスです。

3つの特徴

AWS Configには、3つの大きな特徴があります。

  1. AWSの構成管理を自動で取得

  2. 依存するサービスを整理

  3. 変更作業時のストレスを軽減 

ひとつひとつ見ていきましょう。

1. AWSの構成管理を自動で取得

EC2やVPCなどAWS上にどんなリソースが作成されているのか、そしてどんな設定をしているのか自動で収集してくれます。インベントリという用語で紹介される機能です。これだけでもありがたいですよね。
さらに、過去の設定状態をスナップショットという形で管理もしてくれます。変更を行ったリソースについて時系列で管理してくれますので、例えば3ヶ月前の設定状態が見たいとか変更前の設定値を振り返りたいといった場合にすごく重宝します。

2. 依存するサービスを整理

システムの変更を行う際に、事前に影響範囲とか調べることも多いと思います。構成図を見たりパラメータシートを見たりと、影響が及ぶ範囲に当たりをつけてドキュメントをいくつも調査し、場合によっては関係者に確認をとって・・・と、事前準備に相当なストレスがかかりますよね。
Configなら、そんな煩わしい作業から開放されます。
依存するリソースをマネージメントコンソール上で整理された状態で確認できます。今までのようにあちこち調べなくてもよくなります。

3. 変更作業後のストレスを軽減

構成管理のドキュメントやパラメータシートのバージョン管理ってうまくいかないことが多いと思います。
変更作業を終えた後、忙しいからと構成図やパラメータシートなどのドキュメント更新をついつい後回しにしてしまうことありませんか。
そしていつの間にか忘れてしまう・・・
その結果、システムとドキュメントの乖離が起きてしまう。
そんな経験誰もが一度はあると思います。私も経験があります。。
Configなら、変更前の設定を記録してくれていて、かつ、変更後の設定も記録してくれる。もう手作業の構成管理はいらなくなりますね。

さらに

Configには、Configルールといって、決められたルールを設定することができ、ルールに従わない設定をした場合には、通知をしたり修正の自動アクションを実行できたりするセキュリティの機能もあります。
※Configルールについては後日紹介したいと思います。


まとめ

このサービスを利用することでAWSの構成管理の手間が減り、
変更作業時のストレスから開放してくれて、結果的にAWS運用の負荷を減らすことができます。

労働力の減少、人手不足などで日々忙しいと感じているAWS管理者のみなさま、少しの投資でAWS管理の負担や変更作業時のストレスを開放しませんか。

早速、ポチッと設定してみましょう。 

参考


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