オーティファイに入社して驚いたこと

はじめに

2021 年 3 月 15 日よりオーティファイ株式会社にて 3 人目のカスタマーサポートエンジニアとして働き始めました。会社規模としては 25 名程であり、5年目というフェーズです。会社の詳細については Company Deck もよければ確認してみてください🍏

まさに今からどんどん伸びるぞ!という変革期に入社してから早 3 ヶ月以上が経過しました。もっと早く記事を出したかったんですが、ようやく公開することができました!

今日は入社後 3 ヶ月という、徐々にオーティファイの中の人になりつつも、まだ転職して間もない新鮮さを持った今の状態だからこそ、良くも悪くも転職してみて驚いたこと・わかったことを率直に書いていきたいと思います🎉
あくまで一個人の意見であり、会社としての意見ではありません。

1. a-knowさんが同期

自分としては何よりもこれが最大の驚きでした!
正確には入社前にわかっていたことですが、とても驚いたことなので書かせてください(笑)
a-know さんとは前職で CRE をテーマにしたイベントでご一緒したりと、オーティファイに入る前から知っており、また当時は CRE という職種がある会社自体少なく、一緒に CRE を盛り上げていく同志のような感覚でした。
そんな a-know さんがまさかの同期入社ということで、非常に嬉しく、また今後の CS チームの成長がとても楽しみになったことを鮮明に覚えています。

a-know さんも本記事と同様の内容で記事を記載しているので、よかったらこちらも見てみてください🙌
入社二ヶ月・Autify CSチームに入って驚いたこと 7選

2. ノーコードツールならではの強み

Autify はブラウザでの操作を記録し、その内容がそのままテストになるというノーコードのテスト自動化のためのプロダクトです。
なんとなくこの内容だけを見ると、「今まで手動でポチポチやっていたテストが、 Autify が代わりに実行してくれるから、テストへの工数が削減できる」というところがプロダクトの価値だと思っていました。

しかし実際に こちらの Autify の導入事例 を読んでみると、導入の敷居の低さと、それによるテストへの意識の高まりについて話されています。
Autify というノーコードで誰でもテストシナリオを作成できるその簡単さが、会社全体で品質への意識を高めるきっかけになっているんだと思いました。
ノーコードこそ最強!なんて話をしたいわけではないです(笑)

Autify はテストの工数を削減するだけでなく、ノーコードだからこそ全社的に品質に意識を向けるためのきっかけになり得るプロダクトなんだと気づいた時は、目から鱗が出るような感覚でした。
これはテスト自動化に限らず、誰でも簡単に使えるプロダクトならこの流れを生み出すことができると思うので、そういう観点でプロダクトを見てみるのも面白そうだなと感じました👼

3. 整ったオンボーディング

オーティファイは創業してから5年目、社員数は20数名の規模の会社です。
なんとなくこの規模の会社に入社すると、自分から貪欲に物事をキャッチアップしていかないと情報を手に入れられないイメージを勝手に持っていたんですが、オーティファイはそんなことはなく入社後各チームからチームの説明やプロダクトの説明、人事制度の説明を受けることができました。
特にCTOから直接、プロダクトのアーキテクチャーについて説明があったのは非常に参考になりました 🙌

他にもオンボーディングの一環で面白いなと思ったのは、新入社員はオンボーディング期間中は既存の全社員と 1 on 1 を設定して良いと言われたことです。
フルリモートの環境下ということもあり、普段の業務だとチームメンバー意外との交流が非常に少なくなるので、意識的にコミュニケーションの場を設計しているんだなと思いました。

こちらの記事にもありますが、オンボーディング以外でも雑談タイムを設けるなど、メンバー同士のコミュニケーションというものを大切にしている社風なんだなと感じて、話すのが好きな自分としては嬉しかったです。

4.課題の深堀りへの意識の高さ

自分はカスタマーサクセスチームに所属するカスタマーサポートエンジニアという位置づけですが、この点はカスタマーサクセスチーム全体に関して言えることです。
もともとオーティファイの代表の近澤さんが 顧客の Burning needs を解決する というタイトルで記事を書いており、近澤さん自身が顧客と直接対話してプロダクトの PMF まで持っていった体験から、顧客の課題は何かということに非常に重きを置いている印象があります。
その観点は、顧客と直接やり取りする機会が多いカスタマーサクセスチームにも強く反映されており、実際自分が顧客からのフィードバックをチケットに記載する際は「顧客が何をしたいかではなくて、何に困っているのかを記載する」とアドバイス頂きました。

実際に CS チームがどのように顧客の課題を深ぼっているかについて話したポッドキャストもあるので、是非聞いてみてください 👍

自分としてももっともっと深堀り力をつけて、もっと顧客のニーズを満たす Autify に進化させていきたいと強く思ってます。
うおお、頑張る 🔥🔥🔥

5. 問い合わせレビューの観点

前職の Repro でも問い合わせ対応は行っていたのですが、自分は顧客の問題を解決することを第一に回答していました。逆にそこが明確であれば、他の部分はそこまで気にしないような感じで回答をしていました。

一方でオーティファイの問い合わせ対応ではもちろん顧客の問題は解決することに加えて、情報を伝える順番であったり、より見やすい文章のためにという観点での文章レビューも多く、たくさんのレビューを受けました!
後はより相手の立場に立ってみたときに、この文章はどう受け取られるか、というようなレビューもあり、今まで自分がやってきた問い合わせ回答とはまた違う観点がたくさんあるなぁと感じました。

どちらが良いとか悪いとかではなく、会社、もしかしたら個人によっても問い合わせ回答の独自の色が出てくるなぁと思いました。
質の担保という意味だと、問い合わせの回答は個人でバラけない方が良い気もするのですが、個人的にはそのような回答よりは、フレンドリーで個人によって特色のあるような感じが好きです!

6. MTGの多さ

入社のために会社のメールアドレスを発行してもらって、翌日ぐらいからはすごくたくさんの MTG の招待が飛んできて、めちゃくちゃ驚きました(笑)
メンバーの自分でこれなら、マネージャー以上の方は MTG だらけだろうなと思いました。

この MTG の多さの背景として、それまでは会社の規模的に 1 人 1 人が特定の分野に尖ってその領域の仕事だけをするというスタイルではなく、大きな分野に対して全員で取り組むようなスタイルだったようです。
なので、チーム内・外での情報共有に関しても全員で MTG に参加しており、その結果 MTG が増えているような状況でした。

組織拡大に向けて、業務の分担と、それに伴う情報の交通整備をしなければいけないフェーズがまさに今なんだろうなという感じがしています。
組織が大きくなるとオンボーディングの箇所で書いた、全メンバーとの 1 on 1 も実施できなくなるので、組織の縦割りが進んで交通整備される前に入社できて本当に良かったなとも思いました😋

7. 選択肢が多い

適切な表現が難しいのですが、オーティファイは前職よりも何かアクションをするときの選択肢が多いような気がします。
具体的にどういうことかと言うと、例えば何かについて質問したい時、聞き先が複数あり、さらにどのチャンネルで聞くかというのも複数あり、逆に迷うみたいなケースが入社当初はありました。
前職だと「xxについてはここでoo宛に。とりあえずわからない時はここで△△宛に」みたいにけっこうしっかり決まっていたので、あまり迷いはありませんでした。
ツールの運用ルールがガチガチに決まっているわけではない、という感じでしょうか。

これも上記の情報の交通整備と似た話で、徐々にカチッとしたルールのようなものが、組織拡大に伴ってできてくるのかなぁと思ってます。それが良いか悪いかはまた別の話ですし、もちろん良い方向に成長させたいと思ってます!

最後に

まだまだ驚いた部分はたくさんあるんですが、特に驚いたものをピックアップして書かせていただきました!
入社して3ヶ月以上経ち、初めてのフルリモートでの入社ということで難しさもあったので、その辺りも記事に書きたいなと思ってます!

では、また次回に👋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?