プロブロガーよりアルファブロガーの方がかっこよく聞こえるのは何故か
アルファブロガーと言うとかっこよく聞こえるけど、プロブロガーというと何故かださく聞こえる。
そう感じるのはきっと私だけじゃないはず。特にブログをやっている人とかそう感じるに違いない。
同じ著名なブロガーでも、
「プロブロガーの○○さん」
「アルファブロガーの○○さん」
受ける印象がまるで違う。
なんとなく似ているのに何故こうも印象が違うのか。
少し考えてみると、なんとなく、「プロブロガー」は自称感が強い気がするからかなと思った。
そもそもプロブロガーの起源は肩を故障してブログばかり更新するようになったプロ野球選手のようだが(※こちらを参考)現在使われているプロブロガーはおそらくこのプロ野球選手のことを指しているわけではない。
「プロブロガー」という言葉を検索すると、「ブログで生計を立てている人」というのが定義となっているが、それ以外の明確な定義はなく、名乗ったものが「プロブロガー」という印象が強い。
かつては中学生のプロブロガーもいた。(※こちらを参考)
多くのプロブロガーはブログで生計を立てているのでアクセスを集めなければならない(そうしないと生活できない)
その一環として「ブランディング」がある。
ブランディングの為に自分は特別な存在としたがる。ブログで生計を立てている自由人⇒プロブロガーと名乗る。
という印象が強いのがプロブロガーだ。
また「プロ」と付く割に「プロ野球選手」や「プロミュージシャン」等と違い、「魅せるもの」、「聴かせるもの」がなく(ある人もいるかもしれないが)、洗礼された印象も受けない。
そのせいか「ブロガー」の「プロ」はとてもチープに感じる。
一方でアルファブロガーは「自称」ではなく「他称」のイメージが強い。
アルファブロガーの起源を調べてみると、2004年11月に掲載されたニューズウィーク誌(アメリカの週刊誌)のコラム記事が発端とされており(※wikiより)、大きな影響力があったり、多くの読者を持つブロガーなどを指すようだ。
また、アルファブロガーの「アルファ」は「物事の最初」を意味し、アルファブロガーやアルファツイッタラーは「情報の起点」となる人物と言える。
雑誌で紹介されること、情報の起点となること、いずれも自分で名乗れば達成できるものではなく、「アルファブロガー」は大衆に対して影響力のある(ブログを書く)人物に対して他称される言葉であると言える。
人(大衆)からそう呼ばれる「アルファブロガー」。
自分で名乗る「プロブロガー」。
受ける印象は違って当然か。
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