ずらし戦略とは?実践しているサイトを基に解説。Google鉄槌後の生存戦略とサイト売却について他
こんにちは!
umiです。
※本noteは以前毎週執筆していた定期購読マガジンのバックナンバーを改良したものです。基本的に単発でも完結するように書いています。
2022年1月22日大幅更新
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※新サイトの公開
弊社のコーポレートサイトです。
といっても基本的に私ともう一人スタッフ二人でやっている会社なので、実際は自分がやっている事業内容が掲載されたサイトとなります。
個別記事も少しずつ更新していて、特にウェブマーケティング領域初心者の方には結構参考になるものも多いと思います。
あたりは多くの方が参考になるかと思います。
ここからが本題です。
今回は「ずらし戦略」についてまとめようと思います。
ずらし戦略は何年か前に注目を集めたのんくらさんのアドセンス本でも紹介されており、また当人が主催するセミナーでも話されていたため、「他人のノウハウを紹介してしいる」と思われそうで若干不安がありますが、あれから数年、考え方や手法が大きく変わったのでその心配はなくなりました(笑)
2つ目はSEOやアフィリエイトに関するnoteが散見されたのでそちらに触れておきます。
質問コーナーではアフィリエイト人口について少し補足しています。といっても良いデータがないので結論としてはほぼわからない、という感じです。
※こちらは最初の執筆当初のままの情報です。
また「グーグル鉄槌後の生存戦略とサイト売却時の税金対策」というアフィリエイトのノウハウを飛び越えた質問もいただきました。
※こちら実際に売却した際に得た情報を追記いています。
よろしくおねがいします。
1.ユーザー属性を考えたずらし戦略
2022年現在、まったく手つかずのサイトを例にしておりますが、基本的には変わっていません。
なのでまずはこのサイトの考え方をベースに解説します。
僕が運営するフリーターサイトの案件は「就職」「正社員」がメインワードなので、
・フリーター 就職
・フリーター 正社員
・第二新卒 就職
・第二新卒 正社員
などが稼げるワードになってきますが、フリーターの大半が正社員として働きたいと考えているので、フリーターを集客すれば成約する可能性が十分あります。
なので「就職」や「正社員」というキーワードを狙わなくても「フリーター」が入っているワードであれば成約する可能性が十分あります。
また「フリーター」というワードが入らなくても「定職に就こうか迷っているフリーターが検索しそうなワード」であれば成約する見込みがあります。
という感じで「ユーザー属性」を考えることが重要ですが。この「ずらしワード」についても前提条件があります。
それは「成約しやすい案件を選ぶこと」です。
本サイトの案件はフリーター、第二新卒者向けの転職エージェントサービスが案件となっており、比較的成約がしやすい案件となっています。※案件選びについては後述。
転職系サービスですから、キーワードの具体例をあげると、
・ハローワーク
・面接
・履歴書
・定職
などが一般的となります。
もちろんこのキーワードを狙うのではなく、これが入っているキーワード、つまりサジェストワードや関連ワードを狙います。
- フリーランスFANのずらし戦略(※諸事情あって現在は閉鎖しています)
もう1つ具体例をあげると、例えばSE系のフリーランスをマッチングさせるエージェント案件、レバテックフリーランスなどは一般的に以下のようなキーワードが狙い目とされます。
・フリーランス SE
・フリーランス プログラマ
・SE フリー
・PHP(他言語) 仕事
これらは非常にわかりやすく、誰でもすぐに思いつくため、狙おうとすると競合だらけになってしまいます。この分野はまだまだそれほど難易度高くはありませんが稼げると広まればすぐに競争が激化します。※2022年もちろんかなりしんどい分野になっています
なのでこれらを回避するために、これからSEフリーランスのエージェントに登録しそうな人、登録を考えている人が検索しそうなワードを狙います。
その戦略を考慮して作られたのがフリーランスFANです。フリーランスFANは開設当初、アフィリエイトサイトにしたくないと思っていましたが、もちろんアフィリエイトサイトとして運用出来るようにも考慮しています。
フリーランスFANは最初からアフィリエイト案件ありきで考えられて作ったサイトではありません。
ただとりあえずフリーランスとして働いている人や、これからフリーランスになりたい人、正社員の片手間でフリーランス活動をするパラレルワーカーなどを集客すれば何かしら需要があるだろうと思ったからです。
例えば「保険」「クレジットカード」「住居(不動産)」「金融」などはフリーランスに関わらず必要で、アフィリエイトの案件もありますね。
それ以外にも、
・会計ソフト
・フィンテック
・プログラミングなどの学習系
・サイト制作
・ふるさと納税
など、アフィリエイト案件として扱える広告はたくさんあります。
いずれも商標名や一般ワード(会計ソフトやふるさと納税など)が獲得しやすく、稼げるキーワードとして注目されますが、そういったワードを狙わなくてもふるさと納税や会計ソフトは会計や税金、確定申告関連のワードと相性が良いです。
まだ実際広告を貼っているわけではありませんし、取り組む予定もありませんが、フリーランスFANはこういった戦略でアフィリエイト報酬を得ることが出来ると思っています。
ただ、この戦略は最初の引用にあった一文、
「成約しやすい案件を選ぶこと」
が非常に重要になってきます。
非常に重要というよりも、ここを間違うとずらし戦略の難易度がものすごい上がるため、ここがすべてと言っても過言ではありません。
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