Photoshop新機能スーパー解像度の適用結果を高画素カメラと比較してみた
こんにちは、あなたのココロのスキマ♡コンテンツに応じた塗りつぶしでお埋めします、hirotographerです。
まずはこちらをご覧ください。
デジタルカメラの進化の歴史は画素数とそれに伴う解像度の進化の歴史、といってもよいほど密接な関係があります。よりよい画質と同時により精細に写し取りたいという人類の欲望がついにこんな機能まで生み出してしまいました。
で、早速比較と検証です。せっかく高画素カメラもあるのでそれと比較するときっと面白い結果が得られるはず。
今回の比較レシピ
カメラ
・Sony α7RIV(6100万画素)
・Sony α7RIII(4200万画素)
・Leica M10-P(2400万画素)
レンズ
・Leica Summicron 50mm F2(Sony機にはマウントアダプターで接続)
検証内容
Leica M10-PのトリミングしたJPEG画像を「スーパー解像度」機能を適用し、素のα7RIII、α7RIVの同部分(スーパー解像度は未適用)と比較。差を減らすために基本はレンズ中央を利用し、三脚固定、F8、SS1秒、ISO100で撮影しています。
※この元画像の赤枠部分が拡大対象です。
まず、PhotoShopでRaw画像を起動し、Camera Rawを起動します。(Camera Rawフィルターではできないので注意)
画像で右クリック >強化
スーパー解像度(語彙力 にチェックを入れて強化ボタンを押すと1分くらいで完成します。データ量は元が27.5MB→340MBのDNGファイルに変換されています。
で、結果ですが大分寄ったつもりですが、この画像ではちょっと分からないレベル。
もう少し寄ってみるとわかりやすくなります。解像感についてはM10-P + スーパー解像度で一部α7RIIIを上回るような描写も見られますがやや作られた感がある印象と偽色が発生しているような雰囲気は受けます。はっきりした部分とモヤッとした部分があり、画像の特徴によっては得手不得手が分かれているようです。やはり、α7RIVは圧倒的。まだ、寄れるんじゃないかと言う伸び代があります。
とはいえ、平均的な24MPのカメラでここまで解像感がアップするのはすごい!同じカメラの画像とは思えません。
個人的な評価を言うと
「M10-P」<< 「M10-P +スーパー解像度」≦「α7RIII」 <「α7RIV」
といったところですが、かなり4200万画素に肉薄している感はありますので使い方の工夫次第では望遠レンズないときのトリミング対応などでも有効活用できそうですね。
と言うわけで新機能「スーパー解像度」いかがでしたでしょうか?
また、Photoshopの新機能や使い方などもアップしていきますのでよかったら、スキ、フォローよろしくお願いいたします。
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