#36 悩み症を改善したいです。
今日は、自分の悩み症を改善したいというご相談です。
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私は結構悩み症というか、すごい考えてしまう性格です。
休みの日なのに朝起きた瞬間から色々なことを考えてしまい憂鬱です…。
考えても仕方ないことを考えて無駄に気力と時間を費やしてしまいます。
最近仕事や恋愛など上手くいっておらず、悩みの種です…。
こういう性格とおさらばしたいのですが、どうしたらいいと思いますか?
休みの日ぐらい切り替えてリフレッシュできる力を身につけないと、
今後の為にも良くない気がします。
アドバイスおねがいします。
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私も、正直すごく悩み症です。
ちょっとした事で、クヨクヨ悩んでしまいがちです。
それを誰かに相談できればよいのですが、相談ベタでもあるので
誰にも言えません・・・
自分の悩みも今日解決できればと思います。
それでは、今日も読書をして、相談者さんの問題解決のヒントを探していきましょう。
今日読んだ本は、
斉須政雄 著 「調理場という戦場」です。
この本の159ページに、
「日本人である自分がフランスで活躍できて当たり前という
状態にしておきたかった。そうしないと、あとに続く人が大変になる。」
「ぼくにしても、諸先輩方の築いてくれた道があってはじめてフランスで
仕事する入り口についたわけで、あとの人が立ち寄るはずの船着き場を
自分が木っ端みじんに壊してしまうわけにはいかない。
あとの人のために足場だけでも作っておきたい。」
という文章がありました。
本の内容はここまでにして、相談内容に戻ります。
私もそうなのですが、クヨクヨ悩むときって、自分のことだけに
考えが偏りがちになります。
自分の事しか見えていない状態です。
斉須さんは、単身フランスに乗り込み料理の修行をしました。
フランスに着いたばかりの頃は、フランス語もまともに話せなかったそうです。
日常生活もままならない状態でも、考えたのは、
「自分の事あとに続く日本人の事」でした。
自分と同じように、フランスで料理の修行をする日本人に思いを馳せたのです。
「あとの人のために足場だけでも作っておきたい。」
この文章を読んだときに、泣きそうになりました。
自分は、自分のことしか考えてないな、人としてちっぽけだなと思いました。
相談者さんも、クヨクヨ悩み始めたときは、ちょっと視野を広げて考えると、
悩んでいたことがちっぽけなものに感じると思います。
自分以外に視野を広げると、気持ちも楽になりますし、心に余裕が出てきます。
私も悩み症を改善するために努力するので、相談者さんも一緒に頑張りましょう!
今日は以上です。
ありがとうございました。
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