WEBライター検定3級講座メモ③

Chap.1 準備(文章の目的は情報を伝えること)

目次

1.ライティング前に確認すべき二つのポイント

2.執筆ガイドラインを確認する

【参考】WEBと紙のライティングの違いを知る


1.ライティング前に確認すべき二つのポイント


①ターゲットを明確にすること

●ターゲットとは、文章を読ませたい相手のこと

●文章を書き始める前に、「具体的に」ターゲットを決めることが大事

●誰に向けた文章なのか?読んでもらいたいのはどんな人なのか?


Q.ではなぜターゲットを明確にしなければならないのか?

●ターゲットを明確にすると伝えるべき情報が決まる

●ターゲットは必要な情報、自分ごとの情報だけを受け取ることができる(人は自分にとって不要な情報は受け取りたくない)

●ターゲットに対して、より印象的に、強く伝わるため、結果として、商品お売り上げなどに影響が出る

ターゲットは誰ですか?


②目的を明確にすること

●文章を最後まで読んでもらった結果、「読者にどうなってほしいか?」「読者に何をしてほしいか?」を考える

●読者の「before」と「after」を意識する

目的例

●商品のすべての機能を知ってもらうこと
網羅性のある文章が必要

●興味・関心を高めること
ターゲットに合わせてメイン機能だけを紹介

●商品を買ってもらうこと
顧客心理に合わせて感情に訴えるように書く

●目的を決めると、目的に向かって書くべきことが明確になる
●書かなくて良いことが明確になる
●文章の構成、トーン、書き方が決まる

Before


After

2.執筆ガイドラインを確認する

執筆をする際のルールをまとめたもの(レギュレーション)
明文化されていない場合もあるので、事前に確認する

目的
文章の書き方、表現、表記を統一させるため

利用シーン
●ライターの表記ゆれ(ある単語が、ふた通り以上の書き方をされることにより、表記にばらつきが生じること)を防ぎ、記号の使い方などを統一する
●原稿をチェックする際のチェックリストとして使う
●プロジェクトメンバー全員の認識を合わせるためのガイドラインとする

ルール化することの一例

①ターゲット
「誰に向けて書くのか」を具体的に決める
ex.20代女性、子育てママなど

②目的
「何のための文章なのか」を具体的に決める
情報提供のみでOKか?購入につなげる、行動させるための文章か?

③媒体
「何の媒体に乗せるのか」「どんなコンセプトなのか」

④文体
ですます調か、だ・である調か

⑤トーン&マナー
デザインや文章表現のスタイルのこと。親しみやすく柔らかい表現にするのか、信頼性を重視してかたい雰囲気に仕上げるのかなど、文章の雰囲気を決める(ブランディングにも関わる)

数字 
半角か全角か、一桁は全角、二桁以上は半角というルールもある
1,000個 
1,000個

アルファベット 
半角か全角か、大文字か小文字か固有名詞をどう表記するか
TOM Tom
JAPAN Japan

記号 
かぎかっこ、箇条書きの先頭の記号、「!」「?」の利用可否、顔文字の利用可否など
「」()のみOK        
書籍は『』

よく使う用語 
よく使う用語は、利用OKな表現、利用NGな表現をまとめておく
問合せ 問い合わせ 
プリンタ プリンター

略語 
略語の表記方法を決めておく 
SNS
Social Networking Service
ソーシャル・ネットワーキング・サービス


参考

WEBと紙のライティングの違いについて

届く範囲
WEB 全世界、キーワードで引っかかったら、目につくつかないの差が大きい
紙 書店、電子書籍?届く範囲は少し限られるが、実物として目の前に存在する

読むときのシチュエーション
WEB 暇なときや、移動時間など、ネットサーフィンで情報の海に流されている時など
紙 本を開ける余裕時間空間場所

答え

書式
縦書き横書き

閲覧環境
道具

目が疲れやすい=長文を読むことには適していない

読み手
インターネット環境があれば全世界の人、所持している人だけ

拡散

コンテンツの目的
ページごと、コンテンツ全体

読み始める位置

更新・編集

離脱

一覧性

ハイパーリンク

効果測定

Chap.1まとめ

ライティング前に確認すべき二つのポイント

①ターゲットを明確にすること

②目的を明確にすること

執筆ガイドラインを確認する

WEBと紙のライティングの違いを知る

それぞれの特性を知った上で、文章を書く

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