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スポーツを通じて心身ともに豊かな社会を創造する

押見大地・東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科准教授


現在の仕事は何ですか?

スポーツ好きをこじらせてそのまま仕事にしてしまいました。現在は、3児の子育てと仕事とプライベートを成立させるべく妻と共に日々奮闘しております。

「スポーツを通じて心身ともに豊かな社会を創造する」という研究室のミッションをベースに、経営学やマーケティングの知見をスポーツに応用する「スポーツマネジメント」の領域で教育・研究活動を行っています。具体的には、スポーツをする・みる人々の消費行動を分析するマーケティング調査を行ったり、スポーツ政策の事業評価を行ったりしています。また、国や地方自治体、そして民間企業との連携事業や、執筆・講演活動などを通じて自身のアウトプットが社会に少しでも役立てばと思い日々活動しています。


ゼミ生との写真

学院時代の思い出を教えてください

色々なスポーツを友達と好きなだけ(?)楽しんで出来たことは、私の現在の仕事を選ぶ契機になりました。一つのスポーツ(部活)に特化してしまう日本のスポーツとは違い、マルチスポーツ(日本でもその重要性が認識されてきました)を楽しんで経験できる環境が日本の学校教育現場にはそれほど多くありません。あとは、やはり友達との他愛のない日々の生活全般でしょう。

学院での学びがどのように活かされていると思いますか

学費を払ってまでわざわざ不便な中で生活するという経験は、その金額以上の価値があったと思います。不便であるからこそ創意工夫をしなければならないし、打たれ強さを養う経験にもなりました。お陰様で、色々な環境で不自由を感じてもそれなりに生活できる逞しさを得られたのではないかと思います。

その他、他人の視点になって物事を考えるというマインドセットは、三育教育によって培われたものの一つだと思いますし、ADRAを通じた海外でのボランティア活動や三育ネットワークを通じたグローバルな視点の獲得は現在の仕事に生きていると感じています。

1999年3月に広島三育学院高等学校を卒業。早稲田大学に進学し、卒業後は㈱JTBに勤務。退社後、早稲田大学スポーツ科学研究科修了(博士:スポーツ科学)。早稲田大学スポーツ科学学術院助手・助教、オタワ大学客員研究員を経て、現在に至る。

【現在の公職等】
アジアスポーツマネジメント学会副会長、日本スポーツマネジメント学会理事、広島県スポーツ政策アドバイザー、TOMODACHI – U.S. Embassy Go For Gold スポーツ・リーダーシップ・プログラムメンター、公益財団法人JKA公益事業振興補助事業審査・評価委員、公益社団法人スポーツ健康産業団体連合会委員ほか。

研究室公式HP:https://sites.google.com/view/oshimi-lab 

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お楽しみに。

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