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社会に出た時にじわじわと『全寮制教育』の良さが出てくるのだと思います

野坂貢一さん


自己紹介・経歴
1968年3月生まれの54歳。1男3女の父。趣味はゴルフ・麻雀。大学卒業後、1990年大日本印刷株式会社(DNP)に入社。1996年11月大日本印刷株式会社を退社。父親が経営する印刷会社に入社するも1週間で手形不渡りとなり1か月後に倒産。兄弟3人で1997年1月に印刷商社NPF株式会社を設立。2009年にはデザイン制作会社株式会社TEAMSを設立。ららぽーとをはじめとした三井不動産グループ、JR東日本企画、NTTドコモ、学研エデュケーショナル、アコーディアゴルフなどがクライアント。約40名で営業中。


子どもを三育学院に入れてよかった点
長女と次女が、公立小学校から横浜三育小学校に転校してから我が家4人の子どもたちは三育教育を受けてきました。小学校でも英語教育に力を入れており、中・高ではさらに英語の学力が伸びたと思います。全寮制教育では、社会人になる前に人間関係を学ぶためにもとても良い経験だと思います。挨拶、掃除洗濯、整理整頓なども寮生活を通じて自然に身に付きました。今どきの若者は挨拶ができない子が多い中、挨拶ができるだけでも印象が違うと思います。社会に出た時にじわじわと『全寮制教育』の良さが出てくるのだと思います。また、思春期の大変な時期に反抗期がなかったのも『全寮制教育』のおかげだと思っています。(教職員の方々に向けて反抗期があったのかもしれません)


子どもの変化・成長
帰省するたびに、子どもの顔つきや態度で驚くほど成長を感じることができました。整理整頓、洗濯物のたたみ方など家にいたら取得していないことも多くありました。特に中学生活では携帯電話が持てないため、手紙のやり取りが多く、直接伝えると恥ずかしいことも伝えることもできました。伝えることができたおかげで、良好な親子関係も気づけたのだと思います。自立心や親への感謝が子どもに身についたと思います。


入る前の不安や入ってからの魅力
入学式のあと、長女が寂しそうに我々を見送る姿をみて、私の方が泣いてしまいました。13歳の子がきちんと共同生活をやっていけるのだろうか? 友達関係は大丈夫だろうか? 最初の3か月は本当に心配でした。しかしながら教職員の方々の手厚いサポートでその心配も無用でした。ある時、次女がクラスメイトとうまくいかず泣きながら電話が来ました。担任の先生からもすぐに電話があり、翌日も状況をご報告をいただき素早くご対応いただきました。そのおかげで次女も乗り越えることができました。日々子どもたちの近くで見守っていただいている教職員の方々には感謝しかありません。都会とは違う自然の中で6年間生活できたこと、24時間苦楽を共にした一生の友達ができたことも魅力のひとつだと私は思います。


Hiroshima San-iku Alumni & Friends
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