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三育に行く度に私は天国を感じています

中村瑞恵さん


私は、保護者会で広島三育学院に行く機会を楽しみにしています。車で6時間以上のドライブになりますが、行く度に新しい出会いや感動する場面に出会え、私自身が力をもらえるからです。

私が生徒が登校した後の男子寮で息子の洗濯をしていると、一人の生徒と先生が戻ってきました。生徒は、かなり取り乱している様子でしたが、先生はその生徒に寄り添ってじっくり時間をかけて話を聞いていました。しばらくすると、その生徒も落ち着きを取り戻し、何事も無かったかのように皆の元に戻っていきました。

自分の子供のように、いいえ自分の子供以上に一人ひとりの生徒に寄り添い、真剣に話を聞いてもらえる環境が、子供達の心や行動を変えて、成長につなげてもらっていると感じています。そして、先生方は毎日の生活を通してキリスト者としての真の生き方を伝えてくださっていると思います。このような生徒と先生方がお互いに信頼し、支え合っていく三育に行く度に、私は天国を感じています。

我が家は、4人の子供が三育にお世話になっています。
長男が中学に入学する前年に父親を病気で亡くしています。家族で心を合わせ、父親の病気の回復を懸命に祈り続けたのに、なぜ父は亡くなってしまったのかと悩みながら、子供たちは三育中学校に入学しました。

長男は三育で出会った友達と心を割って話していくうちに、自分だけが不幸ではないと思えるように変わりました。「三育にいる僕は、友人とお互い色々な試練について語り、共に祈り、お互いの辛さに寄り添い、寄り添ってもらえた。三育では当たり前と思ってきたけど、外に出てこれらは当たり前ではないと気付いた」と話してくれています。

次男は祈祷週の中で次のように証しました。

「三育でヨブのことを知り、神様は決して僕のお祈りを聞かなかったのではなく、神様には別の考えがあったのではないかと考えるようになりました。ある時、『生徒計算書』の金額を見て驚きました。父親がいなく、しかも兄弟姉妹4人の自分の家では、三育の学費をとても払うことのできない金額と思っていたからです。しかし僕は、卒業するまで経済的に支えられました。それまでは、正直に言うと親の信仰で教会に通っていましたが、このことに気づいた時、初めて自分の信仰で神様を信じることが出来ました。父が亡くなった時は苦しみ悩みました。しかし、神様はその先に僕たち家族を守り支えてくれているという平和と愛の証しを与えてくださいました。神様は僕の祈りを聞かなかったことは一度もないと気付きました。神様が最適の計画によって、私たちの祈りをかなえてくださるのです」

「神の御形の回復」を実践されている広島三育学院が、これからもますます祝福を受け、子供たちや先生方、それぞれのご家族が支えられます様に、引き続きお祈りしています。

2022/07/11


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