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スペシャルメンター モルテン勝田さんのご紹介・勉強会報告

今年度のCAPは、領域毎のプロフェッショナルがスペシャルメンターとして参画されています。
スペシャルメンターは期間中1回ずつ、トップクライム・ベースキャンプ双方の参加者へ向けた勉強会を開催!
第6回目の勉強会は、株式会社モルテンの勝田 駿平さんに担当していただきました。


スペシャルメンター 勝田 駿平さんのご紹介

第7期CAPで「事業計画」のスペシャルメンターを担当していただく勝田 駿平さんは、地元広島市生まれで生粋のスポーツマン!大学院でスポーツ工学を学ばれ、バスケットボール選手としてもご活躍され、さらにはコーチライセンスまでも取得されています。
株式会社モルテン入社後、プロダクト設計・開発、バスケに関連した新規事業開発、商品企画、マーケティングなどご担当されています。
今回は、そうした業務の中で生まれた新規事業についてお話いただきました。

スペシャルメンター 勝田 駿平さんによる勉強会

今回のテーマ:モルテンの共創事業の実装とプロセスの可視化

勝田さんは2021年に「バスケ+社会課題解決」という切り口で社会実装を目的とした共創事業を企画され、2023年には「バスケットボールを通じて、沖縄の子どもたちの体験格差を解消し、社会的自立につながるサポートを行う」ことを目的とする「一般社団法人Arch to Hoop沖縄」を地元福祉団体など複数のパートナーと共同で設立されています。

今回勝田さんに教えていただいた、モルテンの共創事業に関する情報の一部をご紹介すると…

  • 課題の洗い出し、因果関係をマッピング

  • 仮説ヒアリング(ヒアリング対象はトップランナーや現場プレイヤー)

  • 子どもの成長フェーズと具体的な課題の整理

  • 注力する課題の検討と判断基準(不が比較的浅く回復の余地があり、将来的なインパクトのある小学生にフォーカス)

  • 課題から脱却するプロセスの中での、領域・役割の見極め

  • 事業のステークホルダーの洗い出し

  • ステークホルダーの時系列変遷と未来予想

  • 今年春に現地で実施した仮説検証

  • 目指す姿の定義、ロードマップの整理

  • 社会実装(沖縄市でのワールドカップ1か月前のイベント、ワールドカップ中のイベント)

  • 事業組成でもっとも重要だったのは、課題探索・領域設定、リサーチ・ヒアリング、課題の構造化・可視化、ステークホルダーの整理・巻き込み

  • 取り組み課題に対して解像度を上げることが大切

  • 全員に同じだけの想いと関りを求めないことも大切

  • (企業内でソーシャル事業をする場合)所属する組織への提供価値を見出す


モルテン 勝田さん

共創事業を実現していく上で注力したことはもとより、この先も事業を継続・拡大するためにスポーツの持つ社会的意義を体現していくことが大切ですね!
モルテンさんの覚悟への敬意と共感の声が、CAP挑戦者からさっそく届いておりました。
勝田さん、どうもありがとうございました。