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雑談

先日、マーケティングとHRのレポートに用いる参考文献を集めていた。

そんな中、この曲がBGMで掛かってきた。

ドビュッシー。
若い時は意味が分からない曲を作る人、というイメージが強かった。

今はその時の印象と少し違う。

様々なことを頭巡らせているときに、ふと落ち着かせてくれる響きのように感じる。


コミュニケーションとは難しいものだと感じる。

「山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」
夏目漱石,1906

コミュニケーション術なども様々な文献やレポートがまとめられている。

だが、コミュニケーション術の書物には一つ欠けている箇所がある。

それは自分が発する内容の正確性だ。

具体的には
・発言そのものの正確性
・発言するときにチョイスする言葉の正確性
この2つだ。

コミュニケーション術に長けていようが、
この2つの正確性を失うと、コミュニケーションする目的は達せられない。

一方で、自分が発する内容の正確性を担保するのは非常に難しい。

「ヒューマンエラーを完全に防ぐことは非常に難しいこと である。」
篠原一光,2015

そして正確性が失われた時は、智を振りかざし、情に流され、意地を通してしまう。

そして、コミュニケーションを難しくしてしまう。

では解決策はないだろうか?

過去勤務している外資企業ではかつてこのようなOLPが存在していた。

vocally self critical
Amazon OLP

既に失われたOLPだが、正確性を担保できない人間がコミュニケーションで失敗しないための解決策の一つになると信じている。

様々な翻訳もあるが…自分は「認知可能な素直さ」だと考えている。

コミュニケーションが難しいと感じる時は、まずここに立ち返らなければならない。


先日、息子が新型コロナに感染した。
咳き込んでいたため、耳鼻科受診したところ、風邪との診断だったが…あまりに咳き込むため簡易キットで確認した。

そしたら陽性反応が出た。
(他病院で指摘されたが、咳以外の症状がなければ、どの病院でも似たような診断をするとのこと)

そしたら、大粒の涙を流して泣いていた。

なぜ泣くのか分からなかったので、問いかけてみた。

そしたら、下記のような思いが交錯し、悲しみの感情が溢れてしまったそうだ。

  • 小学校や塾の友達に迷惑を掛けたのではないのか?

  • 何よりも新型コロナ感染が、自分にどのような苦痛を与えられるのか分からなくて怖い

親も含めて大人たちは新型コロナウィルスに関する様々な情報を提供して、子供達ともその情報と並列化してきた。

しかしながら、大人は子供へ新型コロナに対する恐怖を煽るだけ煽って、その後放置してきたことに気付かされた。

現状を調べて、正しい情報を伝えていなかった。

今は親子共々コロナ感染してしまい、会話することすらままならないが…落ち着いたら親子で新型コロナの現状を調査しようと考えている。

そして、息子には新型コロナ感染した人たちの状況や、再発した場合の心構えを教えていこうと思う。


自分は初めてのコロナ感染。
実際に感染してみると、過去経験した風邪やインフルエンザとは異なることを実感している。

  • 初日は鼻風邪と乾いた咳。

  • 2日目は咳き込む頻度が徐々に上がっていき、突然倦怠感・発熱が襲ってくる。

  • 3日目は倦怠感・発熱が回復と再発の繰り返し。そして徐々に喉の痛みを伴う咳に変化していく。

  • 3日目夜になると少し肺に違和感を感じる咳に変化しつつある。

いわゆる味覚異常は今のところ発生していない。
明日は日曜日なので安静にして体調回復に努めたいが…咳はしばらく続きそうだ。

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