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12日目の朝もナポリ。昨日午後はプロチダ島へ行ってきました。

Buongiorno! ヒロシでございます。11月10日、金曜日の朝をナポリのアパートメントで無事迎えられました。全25日の旅程もほぼ半分消化しつつあり、大きな問題もなく過ごせていることに心から感謝するばかりです。

その間、毎日午前4時に起き、夜8時には寝ています。はい、ジジイですので夜は出歩きません。

昨日9日(木)はよく動きました。午前中はナポリ市内の下町で観光名所でもあるスパッカナポリを歩き、有名なナポリ大聖堂ドゥーモを見学。

ナポリ大聖堂=ドゥオーモですね。
大聖堂の内部。中学生らしき1団にくっついて見学しました。
ドゥオーモはスパッカナポリのすぐ近くにありました。

その後、街中のピッツアリアに吸い込まれました。

ガイドブックによると人気店らしいマッテオさんのピッツァ屋さん。開店同時に突入しました。
ここはその場で作って焼いてくれます。
とにかくデカいナポリピッツァ。25センチはあります。これで5ユーロ

午後からは船でプロチダ島に行ってきました。

ナポリ湾航路の港がベヴェレッロ港。秋から冬は本数も少ないそうです。
いちばん近いプロチダ島へ行ってきました。
スペイン地区の魚屋で見つけたイイダコちゃん。

そうです、昨日ゆでたイイダコのふるさとです(たぶん)。

ナポリで船に乗るとなると、多くの方はカプリ島を目指すのではないでしょうか。青の洞窟という世界屈指の観光名所があるからです。ナポリからは高速艇で45分。けれど、青の洞窟に入れるかどうかは、現地の天候や風、波の状態により日々変わるそうです。そのうえで、洞窟へは小型ボートで渡るため、船酔いする人や待ち時間も多いそう。しかも11月は雨も多く、洞窟に入れない可能性も高いとのこと。ジジイにはかなりハードルの高い観光名所です。

そこで、カプリ島ではなく、イイダコのふるさと、プロチダ島を目指しました。こちらはナポリ湾内のいちばん近い島で、小型高速艇(Nave Fast)で30分。帰りは大型のフェリー(traghetto=トラゲット)で1時間でした。

プロチダ島へ30分で渡る高速艇18.90ユーロ。

プロチダ島はNHKの「世界ふれあい街歩き」でも紹介された港町です。船着き場の前には数軒のペッシェリア(pesceria=魚屋)がありましたが、この日はイイダコの水揚げはまだないとのこと。つまり、一昨日、ナポリの魚屋さんでイイダコに遭遇できたことは、とてもラッキーと思えました。

プロチダ島の魚屋さん。
ちょうど午後の水揚げがありました。
ただしイイダコはなし。生きたシャコがてんこ盛り。500グラムで5ユーロ。じつは買ってゆでたのですが、あまり食べるところがなく失敗でした。

プロチダ島は30分も歩けば、島の美しく風光明媚なところ「bel vedere」も満喫できます。道中上り坂も多いのですが、帰りの船まで2時間ほどあるので、ゆっくりゆっくりで街歩きを楽しめました。

プロチダ島の午後3時すぎ。
風光明媚なポイントは島の坂の上でした。
遠くにヴェスビオ山も。


帰りの便はトラゲット(フェリー)。高速艇とは違う港(マッサ港)に着くので焦りました。
ナポリ湾の夕焼け。
ジャパネットで有名なクルーズ船も。
オイラのイタリア語の先生(ヴィンチェンソ先生)と同じ名前の船でした。

早いもので、今晩ひと晩を過ごすと翌朝11日(土)には、このアパルトメントともお別れです。Ci vediamo!  またお会いしましょう。

プロチダ島からの帰路。トラゲット(フェリー)の船上で。

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