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橙色あるある

ポスティングしながら歩いていた長い一本道。
前から蛍光オレンジの光が。
遠くてよく見えないけど、どうも光はこちらに向かっている模様。
おや?
あれは、かの有名な参政党コートではないか?
てことは田中さん?
田中のヒロシさん?
いや、我らがヒロシは今日別の用事でこちら方面には居ないはず。
それにヒロシはどんなに寒くてもコートの前を開けて粋に着こなす。
あの人はコートの前を全部閉めている。
別の参政党員さんだ。
手元に大きな四角い何かを持っている。
参政党員のどなたかがポスター貼りに来たのかな?
あ、若い人だ。
あ、電話してる。
あ、マスクしてる・・・
でも蛍光オレンジ着てる。
知らない参政党員さんかも。

等々、色んな想像を巡らせながらいざ目の前に。
謎の蛍光オレンジさんは、私が大きな四角に目を奪われているのを察知し、会話を止め歩きながら「どうぞ」と大きな四角を反転。

【○○ハウス。住まいの展示場】

「あ!違った!参政党かと思っちゃった。」
「参政党じゃないですよ」
「でしたねーすみません。」

参政党じゃなくて
サンドイッチマンの人だった。

さ。だけ合ってた・・・


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