見出し画像

起業して成功することを、ゴールにすることへの疑問

ども、Hiroshiです。
シリコンバレーや、東京のスタートアップもそうなんだと思いますが、若くして起業して、成功してというのを人生のゴールにする人、多いですよね。僕はビジネスの才覚がなかったので、30歳ごろ、お世話になっていた上場企業で、社内ベンチャーみたいな感じで事業を任されましたが、うまくいきませんでした。

当時は、仕事がある程度できるようになったら、ビジネスで成功しなきゃ という強迫観念みたいなのがあったように思います。事業に失敗したあとは、再びITフリーランスに戻り、エンジニアをしています。20年たった今も、同じようなスタイルです。

20年も同じことしてるって、成長してないようにも見えるでしょ?でもね、僕の中で僕は随分成長した。

具体的にどう成長したか

  • まず、失敗する自分が許せないという見栄っ張りがなくなった

  • 自分のゴールは、社会が決めた良いとされるコースとは違うと知ることが出来た

  • 失敗談・挫折談を平気でできるようになった

1つ目の失敗するのが怖い病。
これは生育環境にも多分に依拠してると思うのですが、成功する自分を褒めてくれる親がいました。つまり失敗したら、愛されないと思いこんでた。ある意味、それは僕の育った家では事実なのですが、本当に人間できてる人は、そんなことで人を判断したりしない。そして僕は、そういう人と友だちになりたい。

これについては別記事に書いたので、是非そちらを。
「条件付きの愛情の呪縛から解き放たれるには」 という記事を読んでみてください。

2つ目の自分のゴールについて。
要は社会が規定した一見正しそうなゴールというのに、自分も従わなきゃならないような義務感を感じてた。これが大きな間違いだと、知ることが出来た。具体的には、自分の好きなことを見つけて、本気でハマって、楽しく成長すれば良い。もちろん苦労も失敗も起きうるけど。

3つ目の自分の弱点をさらせるようになった。
完璧を目指す自分が愛されると勘違いしてたんだな、簡単に言えば。自分が関心を抱く人を考えりゃ、すぐに分かりそうなもんだけど、凸凹の才能持ってる人のほうが愛嬌あって素敵だよね。でも、なかなか、弱い自分を晒すことは怖かった。結局それが平気になったのは、信じられないようなでかい挫折をして、何もかも失って、失うものがなくなってから。それからは、所有物・地位・金なんか持ってないほうが気楽だし、自由だと気づけるようになった。大事なのは、稼ぐ能力を磨いてキープしてることと、大切な友人であったり、コネクションがあることなんだろうね。人と仲良くなるには、弱点晒したほうが早いよ。

でね、よく最近思うんだ。ビジネスで成功して、そうしたら金持ちになるかもだけど、かなり大変そうだし、仮に僕がそういうことを成し遂げられて、果たして幸せなのか?いや、きっとあまり幸せじゃないだろうとめちゃくちゃ思うからなんだな。

散々、チャレンジして、失敗して、悩んで、また復活してチャレンジしてを繰り返す中で、僕がたどり着いた、僕なりのゴールは

  • 自分の能力を磨き続け、チャレンジし続けること

  • 培った能力を社会に還元すること

  • 大切な人達が困ってたら助け、そうでなければ協力し合うこと

これぐらいでいいんじゃないかなと思うようになったんだよね。

ただ、つい最近、素敵なビジネスの誘いがあって、自分の会社作るかなぁ・・・
本当にそのリスク犯す意味あるのかなぁ、でも、これもチャレンジだしなぁとか あれこれ考えてる。これは現在進行系なので、経過はここに書いていこうと思う。

何が言いたいかというと

あなたなりの幸せなゴールというのをあなた自身が考えて、見つけてください

ということ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?